はちもぐ (加藤泉)赤坂 鮨 大谷はちもぐ (加藤泉)赤坂 鮨 大谷【赤坂見附】江戸前ならぬ”大谷前”舌と記憶に刻まれる1軒「鮨大谷」 赤坂見附駅10番出口から徒歩3分、一ツ木通り沿いのビルの2階にある「鮨 大谷」にお邪魔してきました。こちらは伝統を重んじながらもイノベーティブな鮨が楽しめる1軒で独創性溢れるコースを自ら”大谷前”と言い切る姿勢が素晴らしい。それはそれは楽しい時間を過ごさせていただきました。 ディナータイムはフリーフローの付いた「温故知新 おまかせコース※夜の部二部制（18,000円税込)」のみという潔さです。 至高の握りと斬新なつまみ20品以上を堪能できる圧巻のコース！檜香るおしぼりが素敵なホスピタリティ。先ずは生ビールからスタートです。 前菜は右から剣先烏賊とクレソンと合わせブラックオリーブと土佐酢で。和風タプナードソースといったところでしょうか。三重県の桜鰤は大根と合わせてブリ大根とな。大谷前、最初から飛ばしますね。真ん中に仕込んだカラスミは味噌漬けでしっとり。添えられた茗荷も良きアクセントに。 石川県の岩もずくと合わせるのは能登の青海鼠。穏やかな酸味に花穂が爽やかさをプラス。 にゅう麺かと思われたお椀はなんとビーフン！港区女子も嬉しいグルテンフリーな逸品です。真鯛に新玉ねぎの真丈、桜の葉が春の香り。後半のことを思えば飲むべきではないのでしょうが抗えるはずもなく。一滴残さず飲み干させていただきましたよ。 ガリの代わりのピクルスは赤酢で仕込んでいるそう。握りは銚子の中トロから。もはや説明不要の絶品です。珍しいなと思ったのは生の銀鱈の塩炙り。あ、そんな感じで塩振るんですね（必見です）炙ることでわずかに脂が解けシャリとの一体感が生まれますね。ふわっと鼻を抜ける柑橘の香りはなんと柚子胡椒だそう。 敢えてネタとシャリの間に仕込むことで香りの余韻を残します。これはネタバレになっちゃうので詳しく書きませんが、続く大谷のスペシャリテ。控えめに言って最高です。50から60の隠し包丁を入れた烏賊は嘗て経験したことのない口どけ。 福豆蒸しと名付けた茶わん蒸しは大根、大豆、金時人参、レンコンを閉じ込め上にはたっぷりの蕎麦餡とローストした蕎麦のみをトッピング。伸ばした蕎麦掻といった感じでしょうか。お野菜だけなのにこの濃厚な味わいはどこから来るのかと尋ねると、鶏出汁を使っているとの事。驚くほど美味しい茶わん蒸しでした。 炙ってそのまま4日間漬けたというなむっちり旨味が凝縮した赤身の漬け。柚子ではなくこちらも中にかましているため後味すっきり。いまや高級魚の鰊は軽く炙りあたり葱と。敢えて低温調理に掛けたという桜マスの従妹丼は食べてみて初めて分かるこの食感と舌ざわり。ちょっとした衝撃でした。 北海道で生産されているチェリバレーという鴨は聖護院大根のピューレとちりめんキャベツ、黄ニラのソースと和食でいうところの名残を落とし込んだ逸品。噛めば噛むほど旨味が溢れる鴨。北海道はデカかった！秋田のハタハタと蛤蒸し寿司には郷土料理のエッセンス。四季のみならずまるで日本全国旅をしているような気分に。 なんて思っていたのも束の間、先ずお鮨屋さんでは見かけることのない”あれ”の登場に一同騒然です。そう、あれとはまさかのパエリア！「僕、スペインに住んでたんですよね」と笑顔の大将。いや、ここ鮨屋だから！大将の創作の”そう”は”おもう”の想だそうですよ(笑) 海老のフリットと雲丹トマトぽん酢の手巻き。もうここまで来たら徹底的に混乱してください。はい、海老のフリットは米粉米油グルテンフリー。本日2度目の港区女子が嬉しいやつですね。「雲丹は調味料」の名言も実は2度目。何回聞いてもなんて耳障りの良い言葉！はい、もう一度「雲丹は調味料」 大トロは長崎の藻塩でいただきます。ねぎとろと海ぶどうの太巻きはレギュラーとイレギュラーの2種。イレギュラーの方にはさらに”調味料”が仕込まれておりました。また、自家製のお漬物まで話題に事欠きません。 デザートはアロス・コン・レチェ。お米をミルクで煮るスペインのデザートに杏仁粉をプラスして羅漢粉をまぶして凍らせたキウイをトッピング。レモングラスの緑茶も口内をすっきりリセット。美味しいお鮨屋さんは東京中に数あれど、ここまで記憶に残る1軒はないのではないでしょうか。また伺います！ 赤坂 鮨大谷 東京都港区赤坂4-2-3 ディアシティ赤坂一ツ木館 2F 【昼の部】 12:00～14:00 14:30～16:30 【夜の部】 18:00～20:00 20:30～22:30 全4部の完全予約制 毎月第2火曜 PR @sushi_ohtani_akasaka #鮨大谷 #赤坂鮨 #鮨ディナー #イノベーティブフュージョン #赤坂ディナー #赤坂見附ディナー #sushidinner #tokyosushi #赤坂鮨大谷 #大谷前 #雲丹は調味料 #赤坂グルメ #赤坂ランチ #赤坂デート #赤坂寿司 #赤坂おすすめ #赤坂ニューオープン #赤坂最新 #赤坂新店 #赤坂接待 #赤坂記念日レストラン #はちもぐ赤坂
【赤坂見附】江戸前ならぬ”大谷前”舌と記憶に刻まれる1軒「鮨大谷」 赤坂見附駅10番出口から徒歩3分、一ツ木通り沿いのビルの2階にある「鮨 大谷」にお邪魔してきました。こちらは伝統を重んじながらもイノベーティブな鮨が楽しめる1軒で独創性溢れるコースを自ら”大谷前”と言い切る姿勢が素晴らしい。それはそれは楽しい時間を過ごさせていただきました。 ディナータイムはフリーフローの付いた「温故知新 おまかせコース※夜の部二部制（18,000円税込)」のみという潔さです。 至高の握りと斬新なつまみ20品以上を堪能できる圧巻のコース！檜香るおしぼりが素敵なホスピタリティ。先ずは生ビールからスタートです。 前菜は右から剣先烏賊とクレソンと合わせブラックオリーブと土佐酢で。和風タプナードソースといったところでしょうか。三重県の桜鰤は大根と合わせてブリ大根とな。大谷前、最初から飛ばしますね。真ん中に仕込んだカラスミは味噌漬けでしっとり。添えられた茗荷も良きアクセントに。 石川県の岩もずくと合わせるのは能登の青海鼠。穏やかな酸味に花穂が爽やかさをプラス。 にゅう麺かと思われたお椀はなんとビーフン！港区女子も嬉しいグルテンフリーな逸品です。真鯛に新玉ねぎの真丈、桜の葉が春の香り。後半のことを思えば飲むべきではないのでしょうが抗えるはずもなく。一滴残さず飲み干させていただきましたよ。 ガリの代わりのピクルスは赤酢で仕込んでいるそう。握りは銚子の中トロから。もはや説明不要の絶品です。珍しいなと思ったのは生の銀鱈の塩炙り。あ、そんな感じで塩振るんですね（必見です）炙ることでわずかに脂が解けシャリとの一体感が生まれますね。ふわっと鼻を抜ける柑橘の香りはなんと柚子胡椒だそう。 敢えてネタとシャリの間に仕込むことで香りの余韻を残します。これはネタバレになっちゃうので詳しく書きませんが、続く大谷のスペシャリテ。控えめに言って最高です。50から60の隠し包丁を入れた烏賊は嘗て経験したことのない口どけ。 福豆蒸しと名付けた茶わん蒸しは大根、大豆、金時人参、レンコンを閉じ込め上にはたっぷりの蕎麦餡とローストした蕎麦のみをトッピング。伸ばした蕎麦掻といった感じでしょうか。お野菜だけなのにこの濃厚な味わいはどこから来るのかと尋ねると、鶏出汁を使っているとの事。驚くほど美味しい茶わん蒸しでした。 炙ってそのまま4日間漬けたというなむっちり旨味が凝縮した赤身の漬け。柚子ではなくこちらも中にかましているため後味すっきり。いまや高級魚の鰊は軽く炙りあたり葱と。敢えて低温調理に掛けたという桜マスの従妹丼は食べてみて初めて分かるこの食感と舌ざわり。ちょっとした衝撃でした。 北海道で生産されているチェリバレーという鴨は聖護院大根のピューレとちりめんキャベツ、黄ニラのソースと和食でいうところの名残を落とし込んだ逸品。噛めば噛むほど旨味が溢れる鴨。北海道はデカかった！秋田のハタハタと蛤蒸し寿司には郷土料理のエッセンス。四季のみならずまるで日本全国旅をしているような気分に。 なんて思っていたのも束の間、先ずお鮨屋さんでは見かけることのない”あれ”の登場に一同騒然です。そう、あれとはまさかのパエリア！「僕、スペインに住んでたんですよね」と笑顔の大将。いや、ここ鮨屋だから！大将の創作の”そう”は”おもう”の想だそうですよ(笑) 海老のフリットと雲丹トマトぽん酢の手巻き。もうここまで来たら徹底的に混乱してください。はい、海老のフリットは米粉米油グルテンフリー。本日2度目の港区女子が嬉しいやつですね。「雲丹は調味料」の名言も実は2度目。何回聞いてもなんて耳障りの良い言葉！はい、もう一度「雲丹は調味料」 大トロは長崎の藻塩でいただきます。ねぎとろと海ぶどうの太巻きはレギュラーとイレギュラーの2種。イレギュラーの方にはさらに”調味料”が仕込まれておりました。また、自家製のお漬物まで話題に事欠きません。 デザートはアロス・コン・レチェ。お米をミルクで煮るスペインのデザートに杏仁粉をプラスして羅漢粉をまぶして凍らせたキウイをトッピング。レモングラスの緑茶も口内をすっきりリセット。美味しいお鮨屋さんは東京中に数あれど、ここまで記憶に残る1軒はないのではないでしょうか。また伺います！ 赤坂 鮨大谷 東京都港区赤坂4-2-3 ディアシティ赤坂一ツ木館 2F 【昼の部】 12:00～14:00 14:30～16:30 【夜の部】 18:00～20:00 20:30～22:30 全4部の完全予約制 毎月第2火曜 PR @sushi_ohtani_akasaka #鮨大谷 #赤坂鮨 #鮨ディナー #イノベーティブフュージョン #赤坂ディナー #赤坂見附ディナー #sushidinner #tokyosushi #赤坂鮨大谷 #大谷前 #雲丹は調味料 #赤坂グルメ #赤坂ランチ #赤坂デート #赤坂寿司 #赤坂おすすめ #赤坂ニューオープン #赤坂最新 #赤坂新店 #赤坂接待 #赤坂記念日レストラン #はちもぐ赤坂