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naototabelog麺 玉響 刈谷店
naototabelog麺 玉響 刈谷店

10/25/2022

玉響(たまゆら)に訪れた回数はこれで10回目くらいだ。ここに私の5年にも及ぶ玉響への愛の歴史を振り返りたいと思う。初めて訪れたのは大学院生のころ。忘れもしない研究室の教授のお通夜の日だった。とても偉大でお世話になった教授が天国へ旅立たれた悲しみを埋めようと、葬儀場付近の美味しそうなラーメン屋を探したらこの玉響にたどり着いた。お店の入り口も全く分からなくて、カーマの周りを何度も何度もウロウロしたっけ。これからは天国の教授が悲しむことがないように研究に没頭しようと決心し、竹燻製麺を噛み締めた覚えがある。ラーメンのしょっぱさが塩ラーメン故なのか涙がスープに溢れ落ちたからなのかは、今でも分からない。次の日は教授の葬儀が夕方近くまであり、当然悲しみを埋めるために近くの某回転寿司チェーンへ夜ご飯を食べに行った。普通に寿司を食べても面白くないので、私たちはあるルールを設定した。それは「お会計で誰が誰の食事代を払うかはランダムに決める」というものだった。つまり自分は1000円しか食べてなくても、4000円食べた人のお会計を代わりに払わなければいけない可能性があるということだ。このルールにより皆がとる行動は一つしかない。誰よりも高い金額になるように食べまくるのだ。食べれば食べるほど利する確率が上がるという圧倒的パラドックスを前に無我夢中に寿司を頬張った。しかし、比較的少食な小生が寿司だけを食べて周りの人間同等の食事代になる訳がなかった。そこで目をつけたのがマンゴーゼリーだ。たしか200円くらいだった。ゼリーなら大して腹を膨らたせずに効率よく食事代を稼ぐことができる。なんてコスパのいい選択肢なんだろうと当時は感心したものだ。そこからはひたすらにマンゴーゼリーの注文ボタンを連打した。恐らくその回転寿司屋さんで最もマンゴーゼリーが売れた日だろう。 、、、玉響への愛が溢れるあまり、初めて玉響を食べた日から翌日までの歴史しかふり返ることができなかった。これ以降の歴史が知りたい方はコメント欄に知りたいと書いていただきたい。そのコメントに対しては「知りたいんだね」と共感したいと思う。 最後に一つ言うなら玉響のむすび菜は回転寿司のマンゴーゼリー並におすすめです。