naototabelogお食事処 いまきん食堂naototabelogお食事処 いまきん食堂10/25/2022熊本名物の赤牛。いまきん食堂はその赤牛を贅沢に使用したあか牛丼が名物で連日多くのお客さんで賑わっている。この日は3連休の初日ということもあり、予想通りのお客さんの多さ。12時過ぎくらいにお店に到着し、101番の整理券をもらった。ずっと並んで待つ必要がないのはポジティブではあるが、空き時間の長さには驚きを隠せない。店員さんからは13時30分から14時の間に来てくださいとアナウンスされた。 お店の入り口付近には整理券番号を表示した電光掲示板が設置されている。言われた通りに14時前に到着すると82番の表示があった。14時ごろに来ればちょうど入店できるくらいかと甘い想像をしていたが、いまきん食堂は我々のそんな甘えを許してはくれない。結局、82番から101番になるまで1時間ほどかかった。店員さんはかなり強気な時間を伝えてきたものだなと寧ろ感心してしまった。長い時間待った甲斐もあり、その後食べたあか牛丼は絶品だった。柔らかくて旨味の強いあか牛に舌鼓を打ち、いまきん食堂を後にした。 帰り道、阿蘇市周辺を走っているとその自然の多さに驚く。道路の両側には一面の牧草地が広がっており、アメリカの雄大な自然を想起させる。その牧草地には熊本名産の赤牛たちが放牧されていた。そんな赤牛達を見てふと思った。私はいまきん食堂でこの牛たちを買ったのだと。言い換えるならばcowを買う。cow cowだ。脳内で一世を風靡した当たり前体操が流れる。脳内にかかるそのBGMを聴きながら、私たち人間が美味しい牛を食べることが出来るのは決して当たり前では無いことに気付かされた。こんな重要な事実を改めて教えてくれてありがとう。心の中で牛たちに感謝した。「あっそう。」阿蘇の赤牛たちは小声でそう返してくれた気がした。
10/25/2022
熊本名物の赤牛。いまきん食堂はその赤牛を贅沢に使用したあか牛丼が名物で連日多くのお客さんで賑わっている。この日は3連休の初日ということもあり、予想通りのお客さんの多さ。12時過ぎくらいにお店に到着し、101番の整理券をもらった。ずっと並んで待つ必要がないのはポジティブではあるが、空き時間の長さには驚きを隠せない。店員さんからは13時30分から14時の間に来てくださいとアナウンスされた。 お店の入り口付近には整理券番号を表示した電光掲示板が設置されている。言われた通りに14時前に到着すると82番の表示があった。14時ごろに来ればちょうど入店できるくらいかと甘い想像をしていたが、いまきん食堂は我々のそんな甘えを許してはくれない。結局、82番から101番になるまで1時間ほどかかった。店員さんはかなり強気な時間を伝えてきたものだなと寧ろ感心してしまった。長い時間待った甲斐もあり、その後食べたあか牛丼は絶品だった。柔らかくて旨味の強いあか牛に舌鼓を打ち、いまきん食堂を後にした。 帰り道、阿蘇市周辺を走っているとその自然の多さに驚く。道路の両側には一面の牧草地が広がっており、アメリカの雄大な自然を想起させる。その牧草地には熊本名産の赤牛たちが放牧されていた。そんな赤牛達を見てふと思った。私はいまきん食堂でこの牛たちを買ったのだと。言い換えるならばcowを買う。cow cowだ。脳内で一世を風靡した当たり前体操が流れる。脳内にかかるそのBGMを聴きながら、私たち人間が美味しい牛を食べることが出来るのは決して当たり前では無いことに気付かされた。こんな重要な事実を改めて教えてくれてありがとう。心の中で牛たちに感謝した。「あっそう。」阿蘇の赤牛たちは小声でそう返してくれた気がした。