HAMONIスタッフ

早速ですが、販売されている商品などついて教えていただけますか？

大良農園さん

実は、私は沖縄県豊見城市でマンゴーを栽培しています。 豊見城市は日本で初めてマンゴーの生産栽培に成功した町で、そこから全国的に認知されてきました。しかし、沖縄でのマンゴーの栽培はまだあまり知られていません。私の家では、父から始めて、合計で30年近くマンゴーを栽培しています。私たちの目標は、沖縄の南国フルーツをもっとPRしていくことです。

HAMONIスタッフ

なるほど、沖縄でつくられたフルーツをもっと多くの方に広めることが目標なんですね！ 続いて、通販を始めたきっかけを教えていただけますか？

大良農園さん

沖縄の場合、基本的には卸売を通しての販売です。しかし、直接消費者に商品を届けたいという想いがありました。ご年配の方は栽培が得意でも、販売には不慣れです。 しかし、私たち若い世代の方々はデジタル化しているので直接消費者に届けるチャンスを見つけ、通販を始めました。

HAMONIスタッフ

なるほど。では、マンゴーを作る際のこだわりについて教えていただけますか？

大良農園さん

はい。例えば、宮崎ではハウスで温度を調節してマンゴーを栽培しますが、沖縄県豊見城市では、自然のままで栽培しています。そのため、木に負担も少なく、海に囲まれた土地のミネラルが豊富に含まれて、美味しいマンゴーができあがります。マンゴーの旬は7月から8月ですが、通販の販売は先行予約やふるさと納税を通じて、年間を通して行っています。

HAMONIスタッフ

なるほど、自然のままで栽培されているという違いがあるのですね！ 続いて、経営していて嬉しかったことや得た気づきについて教えてください。

大良農園さん

気づきとしては、以前サラリーマンをしていた経験がありますが、今は全てが自分の責任で、自分が頑張った分だけ見返りとしてお金として帰ってくることを実感しています。 それを感じてからは、もうサラリーマンには戻りたくないと思うようになりました。また、親世代が気づいてきた経営スタイルや方法も大いに参考にしています。

HAMONIスタッフ

なるほど、ご自身が頑張ってきたことが形として帰ってくることにやりがいを感じているのですね。 また、今後考えているサービスの展望や新商品などはありますか？

大良農園さん

加工商品としての展開を考えています。例えば、カットフルーツやジャム、ジュースなどです。具体的な計画はまだ明確ではありませんが、沖縄県を代表する何かとのコラボを考えて、全国にPRしたいと思っています。

HAMONIスタッフ

そうなんですね！今後の展望は、加工品を販売するとのことですが、それはいつからの予定でしょうか？

大良農園さん

来年ぐらいから始める予定です。まず、マンゴーの加工品を販売することで、入口を広げたいと考えています。例えば、ジャムなどを通して沖縄県のマンゴーを知ってもらい、その後で生のマンゴーも試していただけるといいなと思っています。加工することで、賞味期限も長くなり、年中PRするチャンスが増えると思います。

HAMONIスタッフ

なるほど、沖縄県産のマンゴーを知っていただくための入り口を広くするとは素敵な取り組みですね！ 最後に、お店からお客様へのメッセージをお聞かせください。

大良農園さん

沖縄には最近、インバウンドで外国の方や県外の方が観光で多く訪れてくださいます。私のお店がある豊見城市は、那覇市の隣に位置しており、観光スポットや美味しい飲食店が多く、特に海沿いのエリアには多くのお店が並んでいます。豊見城市も多くの方に知っていただき、観光の選択肢として選んでいただきたいです。また、豊見城市は本来、農業の町であり、マンゴーをはじめとする野菜や果物が豊富にあります。 訪れた際には、地元の新鮮な農産物をぜひお試しいただきたいです。