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・INTERVIEW ・INTERVIEW ・INTERVIEW・INTERVIEW ・INTERVIEW ・INTERVIEW

HAMONIスタッフ

早速ですが、お店のイチオシ商品について教えていただけますか?

ジェラート マリノさん

時期によっておすすめは変わりますが、現在は桃のジェラートやブドウのジェラートがおすすめです。

HAMONIスタッフ

そうなんですね!そちらの商品に対するこだわりはありますか?

ジェラート マリノさん

私たちは全てのジェラートを生のフルーツから手作りしています。 添加物や保存料は一切使わず、フルーツの熟度を見極めることが大事だと思っています。

HAMONIスタッフ

素敵なこだわりですね!SNSの投稿で見かけたのですが、非常に様々な種類のジェラートがありますね。その中でも特に人気の商品はありますか?

ジェラート マリノさん

ピスタチオのジェラートは一年中人気があります。

HAMONIスタッフ

とても美味しそうですね!ジェラートに乗っているトッピングである最中はとても可愛らしく、見た目も素敵ですね。

ジェラート マリノさん

ありがとうございます。実は、ジェラートに乗っているトッピングの商品は週に1回しか提供していなくて、土曜日か日曜日のどちらかに出来立てのものを提供しています。

HAMONIスタッフ

週に1回の特別なメニューなのですね! それでは次に、お店を建てられた経緯や背景について教えていただけますか?

ジェラート マリノさん

当店は私の父が始めた会社で、私はそれを引き継いで二代目となります。

HAMONIスタッフ

なるほど、お店を引き継がれているのですね! 続いて、お店のコンセプトやテーマ、理念などを教えていただけますか?

ジェラート マリノさん

お店のコンセプトは一般的なジェラートショップとは少し異なります。 実は、当店は37年の歴史があり、そのうちの約30年間は直売をせず、業務用の卸や大手のアイスクリーム製品の製造を手がけていました。 直売を始めたのは5、6年前で、様々なお客様から「こういうアイスを作ってくれませんか?」という依頼を受け、試行錯誤しながら様々なアイスを製造してきました。そういったリクエストを受けていくうちに、アイスの種類も増えていきました。

HAMONIスタッフ

なるほど、それは興味深い背景ですね!元々は製造のみを手がけられていたのですね。

ジェラート マリノさん

はい、今では直接農家さんや他のビジネスと協力して、オリジナルのアイスを製造しています。 私たちのブランド名「ジェラートマリノ」で販売しているものもありますが、実際には他社の名前で販売される商品の製造依頼も多く受けております。

HAMONIスタッフ

それは驚きです!農家さんたちと直接協力してオリジナルの商品を作られているだけでなく、他社の製造もされているのですね。

ジェラート マリノさん

はい。他社のアイスも作らせていただいている立場なので、中途半端なことはできません。 お客様からいただいた原料や課題を忠実に再現し、最大限に美味しさを引き出して提供することが、私たちの仕事です。

HAMONIスタッフ

なるほど!他社からの課題や農家さんから仕入れた新鮮な果物を使用して、その素材の味を活かしたジェラートを作られているのですね。 また、農家さんたちと協力してそのような商品を作ろうと思ったきっかけなどはありますか?

ジェラート マリノさん

実は農家さん自体も代替わりしており、食材のロスがかなり発生しています。 以前の世代ではロスを破棄していましたが、食物のロスが問題となっている現在、私たちはただ商品を売るだけではなく、社会に対して何か貢献しなければと考えています。 そのため、50年ほど前から「6次産業化」といわれる動きに注目していて、農家さんと連携してオリジナル商品を作り、販売し始めました。その過程で、本来ロスになる食材や備品を有効利用し、価値のある商品を提供することを心掛けています。

HAMONIスタッフ

それは非常に興味深い取り組みですね! 商品をただ売るだけでなく、食物ロスの削減も考えられて有効活用し、最高の商品を販売されているのですね。 続いて、食材に関するこだわりを教えていただけますか?

ジェラート マリノさん

ジェラートを作りたいというお客様から多くの良質な食材に触れる機会があります。 例えば、イチゴの農家さんだけでも30件以上と契約させていただいております。同じイチゴでも、作る農家さんによって味や色、形が変わります。私たちが市場で食材を仕入れるのではなく、作っている農家さんと直接関わることが多いです。 それにより、食材だけでなく、農家さんの人柄なども感じることができ、そういった部分にもこだわりながら食材を選んでいます。

HAMONIスタッフ

素晴らしいこだわりですね!商品に関するホームページには、「ジェラートを届けるだけでなく、笑顔を届ける」と書かれていました。これを見て、とても素敵な取り組みだと感じました。

ジェラート マリノさん

ありがとうございます。そういったお言葉をいただけると、スタッフ一同、更に気持ちを込めて商品をお届けできると思います。

HAMONIスタッフ

では、お店の主なお客様層はどのような方々が多いのでしょうか?

ジェラート マリノさん

一番多いのは私と同世代である子育て世代のお客様です。

HAMONIスタッフ

SNSを通じてお店を知って来店される方が多いのでしょうか?

ジェラート マリノさん

はい、直売所に関してはSNSを見て来店される方が一番多いと感じます。

HAMONIスタッフ

なるほど、ありがとうございます。 次に、お店の内装や外観に関してこだわりがあれば教えてください。

ジェラート マリノさん

実は、最初は直売をしていなかったので、外観や内装はあまりお店の雰囲気ではないんです。 元々この場所は事務所でして、それを変えて直売を始めたという形です。ですから、今も少しずつ、人が入りやすいようにお店のようにしている途中です。

HAMONIスタッフ

そうなんですね!今後のお店の変化も楽しみです。 それでは、今後のお店の展望についてお聞かせください。

ジェラート マリノさん

直売所でのビジネスも安定してきたことで、今後は「ジェラートマリノカフェ」を開設する予定です。 今は週に1回しかできたてのジェラートを提供できていないので、製造スペースとカフェを分けたいと考えています。また、私たちの商品だけでなく、6次産業化に関する事業も積極的に進めていきたいので、製造部門はしっかりと製品を作り続けていく予定です。 製造とカフェを分けることで、お客様がもっと快適に過ごしていただけると考えています。

HAMONIスタッフ

カフェができるのはとても楽しみです! お客様がゆっくりとお店で商品を楽しめる空間があると良いですよね。

ジェラート マリノさん

そうですね。現在は店内でのイートインスペースがなく、テントを出して外でお客様に商品を楽しんでいただいています。しかし、夏はとても暑く、外で商品を楽しむのは難しいです。それを考えると、やはり室内でゆっくりと商品を楽しんでいただけるスペースが欲しいなと思っています。

HAMONIスタッフ

ありがとうございます。今後の展開も楽しみにしています! では、お店を経営していて嬉しかったことや、得た気づきについて教えてください。

ジェラート マリノさん

私は今でこそアイス屋さんですが、16年前には違う仕事をしておりまして、その時はお客様と直接やりとりをする機会がありませんでした。 しかし、私は人と触れ合うことが好きです。直売を始めると、作った商品が誰に届いているのか分からない状況から、お客様と直接コミュニケーションを取れるようになりました。 顔を覚えていただけるようになり、SNSを通じてコミュニケーションがとれるようになったことも大きな変化です。 そして、お客様から直接「美味しい」と言っていただけて、笑顔を見られることが一番やりがいを感じる瞬間です。

HAMONIスタッフ

以前はお客様と関わることがなかった経験から、現在はお顔を合わせながら直接触れ合うことで得られるフィードバックや感謝の言葉が、とても励みになっているのですね!

ジェラート マリノさん

はい。私たちは今後も製造者として、農家さんが作った食材を使い、お客様やギフトを受け取った方に喜んでいただける商品を作り続けたいです。 食材が少しでも残らず、多くの方が笑顔になれるスマイルサイクルを作りたいと思っています。 ほんの小さな傷がついただけで価値が下がってしまう食材も、私たちの手を経て美味しい商品に変わり、多くの方を幸せにできるような価値を高める仕事に協力できることが、私にとって非常に喜ばしいことです。

HAMONIスタッフ

素敵です!製造者、販売者、そして消費者、全ての方々が幸せになるサイクルを作ることは、とても素晴らしいことだと思います。 最後に、お店からお客様へのメッセージをお聞かせください。

ジェラート マリノさん

当店のジェラートは出来立てで新鮮なジェラートをカップに詰め、テイクアウトとして販売しています。 私たちが作るジェラートは体に優しく、フルーツや野菜を食べる感覚でお楽しみいただけると嬉しいです。日常的にもっと身近に感じていただけたらと思っています。

01.

concept

最大限に美味しさを引き出して提供すること。

02.

thoughts

私たちは今後も製造者として、農家さんが作った食材を使い、お客様やギフトを受け取った方に喜んでいただける商品を作り続けたいです。食材が少しでも残らず、多くの方が笑顔になれるスマイルサイクルを作りたいと思っています。

03.

message

私たちが作るジェラートは体に優しく、フルーツや野菜を食べる感覚でお楽しみいただけると嬉しいです。日常的にもっと身近に感じていただけたらと思っています。