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みかんのみっちゃん農園

・INTERVIEW ・INTERVIEW ・INTERVIEW・INTERVIEW ・INTERVIEW ・INTERVIEW

HAMONIスタッフ

みかんのみっちゃん農園さんのホームページを拝見しました!サラリーマン時代に農家の方々にお会いして決心されたという記載がありましたが、その点について教えていただけますか?

みかんのみっちゃん農園さん

実はサラリーマン時代に、仕事の内容上、全国の様々な農家さんを訪問することが多かったんです。当時はSNSもLINEも普及していない時代でしたから、農家の方々がそれぞれ独自の販売方法を確立していました。直販や体験農園、オンラインショップとは異なる方法で消費者に届ける工夫をしていました。

HAMONIスタッフ

なるほど。そういった出会いがどのような影響を与えたのでしょうか?

みかんのみっちゃん農園さん

私の実家が農家でして、JAや市場を通じた販売しか知りませんでした。ですが、直接消費者の方と接する農家さんたちと出会い、農業には様々なやり方があることや、まだまだ可能性を秘めた職業だと感じるようになりました。それが、今の私を形作る大きなきっかけです。

HAMONIスタッフ

農家さんたちの仕事ぶりややりがいについて、どのようなことを感じられましたか?

みかんのみっちゃん農園さん

農業は大変な仕事ですが、自然と向き合いながら楽しみ、自分の理想を持っている方が多かったです。そういった方々の姿を見て、私も何か新しい形で農業に関わりたいと思うようになりました。特にSNSがこれからの時代に大きな役割を果たしていくと感じ、自分自身で何か変革できないかと考え始めました。

HAMONIスタッフ

素敵です。自分自身で新しい道を切り開くことの大切さを感じたということですね。

みかんのみっちゃん農園さん

そうですね、自分のやり方次第で輝けるスタイルを確立できると信じています。農家という生まれも大切ですが、そこに留まらず、イノベーションを起こしながらステップアップしていくことが重要だと思っています。

HAMONIスタッフ

なるほど、やり方次第で無限の可能性があるのですね。 現在、通販をされているとのことですが、始めた背景について教えていただけますか?

みかんのみっちゃん農園さん

初めは地元の農園としてのやり方や伝統があり、ネットショップを自分自身で立ち上げることができない環境でした。しかし、SNSを通じて直接お客様とコンタクトを取ることから少しずつ始めました。初めはスーパーにあるリサイクルダンボールで送っていました。

HAMONIスタッフ

手作業からスタートされたんですね。

みかんのみっちゃん農園さん

はい。それからありがたいことに「美味しいのでリピートします」というお客様が増えていきました。ただ、リサイクルダンボールでは強度に問題があり、そこでまず、既存の有田みかんと書いてある箱に変更をしました。ただ、SNSを使っているということもあり、よりオリジナル感を出して行ったほうが良いということになり、現在の自社の箱を導入しました。ちなみに、当時はまだ通販は使っておらず、全て手書き伝票で振込み対応をしていました。

HAMONIスタッフ

それが今では通販に移行されたんですね。

みかんのみっちゃん農園さん

そうです。去年の9月までずっと手書き伝票でしたが、奥さんに「もう手書きはやめて」と言われて(笑)。クレジット決済などの現代的なシステムに変えました。

HAMONIスタッフ

そうだったんですね!通販では様々な商品を取り扱っていると思われますが、その管理は大変ではないのでしょうか?

みかんのみっちゃん農園さん

品種によって収穫時期が違うので、管理することは多くなりますね。

HAMONIスタッフ

農業における多品種の管理と通販の運営、大変だと思うのですが、その情熱はどこから来るのでしょうか?

みかんのみっちゃん農園さん

お客様から直接いただくフィードバックが私たちの励みになっています。「美味しい」と言っていただけると、すべての労力が報われる気がします。

HAMONIスタッフ

お客様の声がやりがいになっているのですね!11月はみかん中心の販売でしょうか?

みかんのみっちゃん農園さん

はい。11月はみかんの収穫と選別、箱詰めの作業が中心です。ただ、DMでのやり取りが多いです。お客様とメッセージ交換する中で、「このみかん以外にないの?」や「こういうのないの?」といった声をいただきます。そういったお客様の声に応えて、いろいろな品種を試験的に植えています。

HAMONIスタッフ

なるほど、その結果品種が増えたというわけですね。

みかんのみっちゃん農園さん

はい、気づけば様々な品種が増えていました。今では新しい品種もありますが、昔ながらの品種にも需要があるので、それらも取り揃えてお客様にお送りしています。

HAMONIスタッフ

通販でのベストセラー商品はありますか?また、どのようなところが人気の秘訣でしょうか?

みかんのみっちゃん農園さん

「早生みかん」が人気です。薄皮で小ぶりで食べやすく、コクがある濃厚な甘さが魅力です。私たちの早生みかんは味に自信があり、他の生産者とは違う独自の作り方をしています。それが強みになっていると思います。

HAMONIスタッフ

ご自身のお気に入りのみかんの品種はありますか?

みかんのみっちゃん農園さん

私は酸味とクセのある品種が好きです。特に夏の「バレンシアオレンジ」が好きな品種です。収穫のタイミングもその味を左右するので、日々管理しながら最適なタイミングを見つけています。自分の好きな味に向けて特別な生産方法を取り入れたりしています。

HAMONIスタッフ

オリジナリティを大切にされているんですね。

みかんのみっちゃん農園さん

はい、どれだけ自分の想いを生産に投入できるか、こだわりを持ってやるかが大事です。そのこだわりをどうお客様に伝えていくかも考えながら行っています。

HAMONIスタッフ

通販についてですが、お客様に購入して頂けるように工夫していることや戦略についてお聞かせいただけますか?

みかんのみっちゃん農園さん

実は難しく、SNSの使い方は人それぞれで、私自身もまだ完全には使いこなしているわけではありません。ですが、時代の変化と共に、SNSの活用方法も変わってきていますし、それに応じてニーズに答えることに力を入れています。お客様が求めるものにどう応えるか、どんな作り方をしていくかを常に考えています。それが今の必須条件かなと思っています。

HAMONIスタッフ

常に変化に対応しようという姿勢が重要なんですね。 今後の展望については、どういった計画がありますか?

みかんのみっちゃん農園さん

展望としては、直接消費者様にリーチすることに力を入れてきましたが、それと並行に、企業様向けにも目を向けていきたいとも思っています。違う形でリーチできる方法を考え、認知を広げていきたいです。また、国内での企業様との連携を1つ進めています。例えば、牛乳とコラボしたアイスクリームのような新しい試みはまだですが、将来的には生産物のリーチを広げつつ、自社の強みを活かした企業連携を模索していきたいと思います。

HAMONIスタッフ

最後に、お客様へ届けたいメッセージをお聞かせください。

みかんのみっちゃん農園さん

果物なのでどうしても品質が重要になりますが、一度食べていただいてから、違う形での入り口があることを知ってもらうことが一番かなと思っています。食べていただきたいという想いはありますが、その中で、一人一人の生活やライフスタイルに関連付けるものだったり、農業としてのあり方をもっと深く知っていけるような繋がりを持てたらなと思います。 また、農園商品も海外に販路開拓しているので、世界の方々にもっと知ってもらえるような援助になっていけたらと思っています。一緒に楽しめて、美味しいみかんを食べながら笑顔になり、皆で素敵な世界を作りたいです。

01.

important

自分の想いを生産に投入し、こだわりを持って取り組むこと

02.

background

サラリーマン時代に全国の農家を訪れ、各々の独創的な販売手法に触れた経験が、直接消費者と繋がる農業の可能性を感じさせ、それが自分の農園を始める決意へと繋がりました。実家が伝統的な販売方法しか知らなかった私にとって、その出会いは目を開かせ、今の私を形作る大きなきっかけとなりました。

03.

message

一度食べていただき、みかんや柑橘の世界を違う形でも知っていただけたらなと思います。