TONKATSU MARUSHICHI
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とんかつ丸七 静岡店
HAMONIスタッフ
なるほど、それは素晴らしいですね。お肉の厚さと旨味がしっかりと感じられるなんて。 それでは、お店を建てた経緯についてお聞かせいただけますか?
とんかつ丸七 静岡店さん
静岡店の場合、元々は東京の門前仲町にある本店で修行していました。そこから暖簾分けという形で、支店第一号として始めることになりました。
HAMONIスタッフ
なるほど、そういう背景があったんですね。丸七さんは他にもたくさん店舗があると聞いています。静岡以外にも店舗はあるのでしょうか?
とんかつ丸七 静岡店さん
そうですね、実は何店舗かあります。フランチャイズ形式で運営しているので、全店に私が関与しているわけではありませんが、静岡の3県と神奈川の1県の店舗は私の会社が運営しています。
HAMONIスタッフ
そうなんですね!ありがとうございます。 次に、お店のコンセプトやテーマ、理念などがあればお聞かせください。
とんかつ丸七 静岡店さん
私が作ったわけではないのですが、とにかくお客様にお腹いっぱいになってもらいたいというのが一番のコンセプトですね。特に始めた当初は、皆さんが元気がなく落ち込んでいる状態が続いていた中で、「せめてお腹だけでも満たそう」という思いからスタートしました。
HAMONIスタッフ
なるほど、それは素晴らしいコンセプトですね。ありがとうございます。 次に、食材へのこだわりについて教えていただけますか?
とんかつ丸七 静岡店さん
食材については、特にパン粉にこだわっています。自分たちで作ってはいないのですが、しっかりとしたパン屋さんに特別にオーダーをして、うち専用のパン粉を作ってもらっています。これが一番のこだわりですね。そのパン粉を使って、シンプルに小麦粉をまぶし、薄く衣をつけています。カツ自体は大きいのですが、衣が薄いので意外と軽く食べられるんです。そのため、お客様からも「軽く食べられる」という声をよく聞きます。
HAMONIスタッフ
そうなんですね、衣が薄いとお肉の味をより楽しめますね。ありがとうございます。 次に、お店の内装や外観におけるこだわりについて教えてください。
とんかつ丸七 静岡店さん
各店舗でいろいろと違いはあるのですが、静岡店の場合、元々は夜を中心に活動していた居酒屋でした。串揚げを提供していたんですけど、コロナで売り上げが低下したため、昼間にとんかつを提供し始めました。なので、外観や内装に特別なこだわりはありません。ただ、女性のお客様も多いのですが、それはあくまで居酒屋という入りやすい空間が理由だと思います。
HAMONIスタッフ
それは興味深いですね。店舗によっては、特別な内装や外観にこだわっている場所もあるのでしょうか?
とんかつ丸七 静岡店さん
確かに、店舗によっては違いがありますね。例えば、富士駅前店という店舗もありますが、そこでも特別に外観にこだわった訳ではありません。しかし、もしどこか特にこだわりがあるとするならば、それは熱海店でしょう。そこでは清潔感を大事にして、和風のシンプルな内装を心掛けています。主に白と木の色を使って、とてもシンプルにまとめています。
HAMONIスタッフ
なるほど、各店舗で異なる特色があるのが魅力的ですね。 インスタグラムなどで見たのですが、予約は必須なのでしょうか?それともすぐに席が埋まってしまうのでしょうか?
とんかつ丸七 静岡店さん
それは時期によりますが、基本的には予約しなくても入れます。各店舗ともに席がしっかりと確保されていますし、現在は行列ができるほどではありません。予約せずにすんなりと入店できるケースが多いです。
HAMONIスタッフ
また、テイクアウトができるお店もあると書いてあったのですが、それは本店だけでしょうか?
とんかつ丸七 静岡店さん
いえ、東京の店だけではなく、静岡と神奈川の店舗でもテイクアウトが可能です。現状、4店舗ともに店内で食事ができる上、予約がなくても入れますし、テイクアウトも問題なくできます。
HAMONIスタッフ
なるほど、ありがとうございます。それでは次に、なぜお店が繁盛しているか、自分なりの考察や戦略があれば教えていただけますか?
とんかつ丸七 静岡店さん
繁盛している理由としては、まずコンセプトが当たったことだと思います。お腹いっぱいになりたいという人々のニーズを満たすため、コロナの時期でも多くのお客様が来てくれました。また、最近は物価高により多くの店が値上げをしていますが、私たちは去年から値段を変えていないので、それもお客様に支持されている理由の一つかもしれません。
HAMONIスタッフ
確かに、価格を維持しているのはお客様としては大変ありがたいですね。
とんかつ丸七 静岡店さん
そうですね。また、私たちが提供している焼きカツ丼という新しいスタイルの食べ物がメディアやSNSで取り上げられることで、期待値が高まり、多くのお客様が訪れるようになったと思います。
HAMONIスタッフ
ありがとうございます。 次に、今後のお店の展望について教えていただけますか?
とんかつ丸七 静岡店さん
今私がフランチャイズ加盟店として経営している立場から言うと、フランチャイズの本部からの具体的な情報は得られていませんが、個人的な視点から話すと、関西方面に店舗を増やしていきたいと考えています。
HAMONIスタッフ
ありがとうございます。次に、お店を経営していて得た気づきや特に嬉しかった経験についてお聞かせいただけますか?
とんかつ丸七 静岡店さん
お店を経営して一番得たものは、お客様から元気をもらったことですね。私がとんかつ店を始める前は居酒屋を経営していて、その時は、コロナの影響で本当に厳しい状況でした。借金が1億円近くに膨らみ、年商も1/3ほどに落ち込んでいました。それほどまでに苦しんだ中で、最後の手段としてとんかつ屋を始めたんです。それがダメだったら、本当に倒産しかねなかった状況でした。 その頃は本当に孤独で、コロナの影響でお客様も来なくなってしまいました。でも、とんかつ屋を始めてからは、たくさんのお客様が来てくれて、「美味しい、ありがとう」って言ってくれました。特に最初の静岡店では、本当に元気をもらえましたね。 それからは、コロナの期間を乗り切るのが本当に大変だったけど、一方ですごく元気になることができました。それはお客様のおかげですね。
HAMONIスタッフ
ありがとうございます。最後に、お店からお客様へのメッセージをお願いします。
とんかつ丸七 静岡店さん
元気がなかった僕がこの食べ物で元気になったんです。だから、お客様にもぜひ、お腹をいっぱいにする以上の喜びを感じていただきたいと思っています。本当に心から、お客様の心も元気になってほしいと思っています。
HAMONIスタッフ
本当に感動的なお話で、涙が出そうです。そういった想いがあるからこそ、お店は成功しているのでしょうね。
とんかつ丸七 静岡店さん
はい、本当にこの食べ物は、極端な話、私の命を救ってくれたと思っています。こうして話をしていられるのも、このお店と食べ物のおかげです。だからこそ、お客様にも、ただお腹を満たすだけでなく、心まで満たされてほしいと強く思っています。
01.
concept
お客様にお腹いっぱいになってもらいたいというのが一番のコンセプトです。
02.
background
オーナーさんはとんかつ店を始める前は居酒屋を経営していて、その時は、コロナの影響で本当に厳しい状況でした。借金が1億円近くに膨らみ、年商も1/3ほどに落ち込んでいました。それほどまでに苦しんだ中で、最後の手段としてとんかつ屋を始めたそうです。それがダメだったら、本当に倒産しかねなかった状況でした。 その頃は本当に孤独で、コロナの影響でお客様も来なくなってしまいました。ですが、とんかつ屋を始めてから、「美味しい、ありがとう」と、たくさんのお客様が来てくれるようになったそうです。
03.
message
元気がなかった僕がこの食べ物で元気になったんです。だから、お客様にもぜひ、お腹をいっぱいにする以上の喜びを感じていただきたいと思っています。本当に心から、お客様の心も元気になってほしいと思っています。
HAMONIスタッフ
それでは、お店のイチオシ商品を教えていただけますか?またその理由もお聞かせください。
とんかつ丸七 静岡店さん
焼きカツ丼の上が一番出るんですよ。なので、これが一番おすすめですね。理由は、まず厚さがちゃんとあるんですよ。当店が「日本一、豚カツで作るカツ丼」を売りにしていて、しっかり厚みもあるんです。そして、低温調理しているので非常に柔らかいんです。厚さがあるのに、その旨味があるお肉を柔らかく食べることができます。だから、焼きカツ丼の上が一番おすすめです。