こだわり練りもの博水
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HAMONIスタッフ
そうなんですね!魚の形をしたデザインも面白いですね。 また、練りものは出来たてが一番美味しいと聞きますが、実際のところどうなんでしょうか?
こだわり練りもの博水さん
まさに、練りものは揚げたてや出来たてが一番美味しいです。 一般の方はなかなか出来立ての練りものを食べる機会が少ないと思います。 私たちは本来の練りものの美味しさを伝えたいので、このすり身を使用し、家庭で新鮮な練りものを楽しんでいただきたいと考えています。
HAMONIスタッフ
おっしゃる通り、練りものをご家庭で食べる機会は少ないですよね。そちらの商品はオンラインショップでも購入可能でしょうか?
こだわり練りもの博水さん
はい、この商品はオンラインショップでもご購入いただけます。日本での魚の養殖が減少している現状から、ご家庭で魚を食べる機会が少なくなっています。 特に、子どもたちが魚を食べない、または魚を調理することが手間だと感じるお母さんも増えているように思います。しかし、この練りものなら魚の調理の手間を減らし、栄養を手軽に取れるので、特におすすめしています。
HAMONIスタッフ
調理の手間を減らせてなおかつ栄養を取れるとは、とても良いですね! 他にも通販でのイチオシ商品はありますか?
こだわり練りもの博水さん
すり身は加熱調理が必要で少々手間がかかるので、もう少し手軽に食べられる商品もおすすめです。例えば、レンジで温めるだけの「ギョロッケ」や「メンチカツ」があります。
HAMONIスタッフ
他にも手軽に食べられる商品があるのですね!また、「魚型すり身3種セット」という商品も気になりました。 青以外にも、黒と赤のパッケージがありましたが、それらは何か違いがありますか?
こだわり練りもの博水さん
魚型すり身3種セットは味のベース、つまりすり身は同じなのですが、赤いパッケージのものはオキアミや小エビを混ぜてエビ風味にしたもの、そして黒いパッケージのものはイカのすり身を加えたものになります。
HAMONIスタッフ
なるほど!それぞれ味が異なるのですね。食感もそれぞれ異なるのでしょうか?
こだわり練りもの博水さん
3つとも大きな違いはないと思いますが、特にイカを加えた黒いパッケージのものは、コリっとした食感を楽しめると思います。
HAMONIスタッフ
なるほど、すり身の味や食感をそれぞれ楽しめるのですね。 次に、お店を建てた経緯や背景などを教えていただけますか?
こだわり練りもの博水さん
110年前の詳しいことは分からないのですが、練りものの発祥は漁師さんが中心でした。当時は冷凍技術や保存技術が未発達で、大量に漁獲した魚が腐ってしまうことや、売り先がないことから、どうにか保存を長くして加工できないかというニーズがあり、そこから練りものが生まれてきたと考えられます。
HAMONIスタッフ
なるほど、歴史的な背景があるのですね。 先ほどの話に続いて、すり身に使用されている食材などのこだわりについて教えていただけますか?
こだわり練りもの博水さん
はい、食材には特にこだわっています。 現在、国内で作られている練りものの約7割は海外産の原料から作られています。 練りものの製造は、鮮魚から加工して行われるのですが、現在もその手間をかけて、鮮魚から直接加工している所は全国でも少なくなっています。
HAMONIスタッフ
そうなんですね!その中で、博水さんは加工からすべて行われているのでしょうか?
こだわり練りもの博水さん
おっしゃる通りです。私たちの会社は、その数少ない中の一つで、福岡県の地元の魚市場から直接鮮魚を仕入れ、自社で手さばきをして、その魚肉を練りもの加工しています。この伝統的な製造方法の利点は、冷凍原料の製造過程で必要となる添加物が少なくなることです。新鮮な魚を使用することで、魚の風味や味、食感がより良くなると感じています。
HAMONIスタッフ
素晴らしいですね!仕入れから手さばきも全て行い、福岡の魚も美味しいとよく聞きます。
こだわり練りもの博水さん
そうなんです。福岡の海の近さが、この高い鮮度を保つ要因の一つとなっています。ただ、なぜ海外産の魚が増えているかというと、メーカーが効率化を求め、鮮魚からの製造よりも冷凍原料を使った製造が手間がかからないためです。
HAMONIスタッフ
確かに、効率化のための変化はどの業界にも見られますね。その手間をかけて伝統的な製造を続ける姿勢は、本当に尊敬します。 続いて、内装や外装のこだわりについてお聞かせください。
こだわり練りもの博水さん
紫の色味や入り口のドア、のれんや屋根など、和を感じられるようにこだわっています。歴史がある風情を保ちつつ、外壁も新しくしました。
HAMONIスタッフ
そうなんですね!以前までの外観はどのような雰囲気だったんですか?
こだわり練りもの博水さん
前はもっと古い雰囲気で、昔ながらの昭和の時代の工場直売所のような外観でした。しかし、若いお客様にも来ていただくために、清潔感とおしゃれさがある、そして伝統も感じられるような外観に変えました。
HAMONIスタッフ
なるほど、ニーズと伝統を兼ね備えた外観にリニューアルをされたんですね。 次に、お店を経営していて嬉しかったことや得た気づきについてお聞かせください。
こだわり練りもの博水さん
嬉しいことは、お客様からの「美味しい」という声や、口コミで来店される方々がいらっしゃることです。県外からのお客様や、東京からわざわざ来てくださる方もいて、それが本当に嬉しいです。また、直売店のイベントで提供しているできたてすり身から作る「揚げたてギョロッケ」は、食べてくださるお客様からの反響も大きいです。
HAMONIスタッフ
ギョロッケとは、面白い名前の商品ですね!
こだわり練りもの博水さん
そうですね。揚げたてのギョロッケを食べて練り物の概念が変わりましたと言われるお客様もいます。サイズ感もちょうどよく、食べやすく、お弁当にも使えます。
HAMONIスタッフ
それは魅力的な商品ですね! 続いて、今後の展望についてお聞かせください。
こだわり練りもの博水さん
お店としては、新しい商品を計画し、広めていきたいと思っています。 具体的には、鶏もも肉の周りにすり身を絡めて揚げる唐揚げのような当店のオリジナル商品を、約3年前から提供しているのですが、これをもっと広めていきたいと考えています。
HAMONIスタッフ
魚と鳥が組み合わさった唐揚げとは、美味しそうな組み合わせですね。
こだわり練りもの博水さん
はい。そして、その商品は栄養バランスにも優れています。
HAMONIスタッフ
栄養も取れて美味しいことは大変魅力的な商品ですね。 最後に、お店からお客様へのメッセージをお聞かせください。
こだわり練りもの博水さん
本当に美味しい練りものを提供しているので、多くの方にその味を知っていただきたいです。私たちの商品には地場の鮮魚から作る昔ながらの練りものの本来の美味しさがあります。
01.
features
私たちの会社は、福岡県の地元の魚市場から直接鮮魚を仕入れ、自社で手さばきをしており、魚肉を練りもの加工しています。この伝統的な製造方法により、冷凍原料の製造過程で必要となる添加物が少なくなります。
02.
background
練りものの起源は約110年前にさかのぼります。その当時、冷凍技術や保存技術はまだ未発達で、漁師たちは大量に獲れた魚が腐ることや、魚の売り先が見つからない問題に直面していました。これらの課題に対処するため、魚をより長く保存できる加工方法として練り物の製造が考案されました。
03.
message
本当に美味しい練りものを提供しているので、多くの方にその味を知っていただきたいです。昔ながらの伝統的な製法で手間暇かけて作る私たちの商品には、練りものの本来の美味しさがあります。
HAMONIスタッフ
早速ですが、お店のおすすめ商品を教えてください。
こだわり練りもの博水さん
弊社の商品の中で、特におすすめしたいのは「魚型えそ生すり身」です。 弊社は練りもの屋で、業務用がメインです。飲食店や魚市場、特に豊洲市場へ業務用のすり身を卸しています。 ですが、ご家庭用に使いやすい150gのサイズで一般向けにも販売しており、その商品が魚型えそ生すり身です。 パッケージは魚のデザインをあしらったもので、口先を切って絞り出すタイプです。お鍋などにそのまま使える商品でおすすめです。