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ハサムン クロドニー

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HAMONIスタッフ

早速ですが、お店についてお聞かせください!

ハサムン クロドニーさん

私たちは「ハサムンクロドニー」というハンバーガー屋さんを経営していまして、同時に「万年牛」という食肉製造業もしています。「ハサムンクロドニー」は、兵庫県の私の実家が1945年から続く歴史ある喫茶店「喫茶ドニエ」の隣に位置しています。そちらに空きスペースができたことから、ハンバーガー専門店を始めるきっかけが生まれました。

HAMONIスタッフ

ハンバーガー専門店を始めようと思われたのはなぜでしょうか?

ハサムン クロドニーさん

実は元々アパレル業界におりましたが、7、8年前に突然父が亡くなり、家業を継ぐことになりました。喫茶店には既にハンバーガーがありましたが、私がそれを全面的にブラッシュアップして、新しいハンバーガーを作り出しました。私自身お肉が大好きで、肉マイスターの資格も持っています。

HAMONIスタッフ

そいった経緯があったのですね!ハンバーガー屋さんはどのように発展したのでしょうか?

ハサムン クロドニーさん

始めは小さなスペースでしたが、ハンバーガーが人気を呼び、客席のある店舗へと独立しました。最初は外にテラスを作り、そこでお食事を提供していましたが、冬場など季節の問題もあり、しっかりとした店舗を構えることにしました。

HAMONIスタッフ

「ハサムン クロドニー」さんの名前の由来は何でしょうか?

ハサムン クロドニーさん

「挟む」ことをコンセプトにしています。ハンバーガーやサンドイッチ、元々はフルーツサンドも提供していました。すべてを「挟む」ことから、この名前をつけました。

HAMONIスタッフ

そうなんですね!次に、お肉の「万年牛」のこだわりについて教えてください。

ハサムン クロドニーさん

万年牛は私たちの食肉製造業の部門です。ハンバーガー屋さんで使用するお肉の品質にこだわりたくて、自らお肉の製造も手がけるようになりました。そうすることで、より良い品質のハンバーガーをお客様に提供できています。

HAMONIスタッフ

お肉への深い愛と知識が、素晴らしい商品を生み出しているんですね。 続いて、おすすめの商品について教えてください。

ハサムン クロドニーさん

当店の「ハンバーガー」は特におすすめです!お肉に対するこだわりや執着が強いです。スローガンである「All for meat meat for all.」という「肉が全てのため、全ては肉のため」という想いで作っています!

HAMONIスタッフ

素敵な想いで作られているのですね!ハンバーガーのお肉を特に特化しているんですね。

ハサムン クロドニーさん

おっしゃる通りです。和牛を中心に、国産牛も使っています。特に「田島牛」を20%ほど配合しており、自家製の「万年牛」とのミックスで全て国産ビーフのパティを作っています。

HAMONIスタッフ

お肉の質にもかなりこだわって作られているのですね。

ハサムン クロドニーさん

そうなんです。パティのひき方にも注意していて、4つの異なる大きさにひき分けることで、食感を残したしっかりとした食べごたえになります。つなぎや余分な調味料を加えず、お肉本来の旨味だけで勝負しています。

HAMONIスタッフ

それは素晴らしいですね。スパイスについても何か特別なものを使っているのでしょうか?

ハサムン クロドニーさん

はい、スパイスも自慢の一つです。オリジナルのスパイスを使用していて、Instagramでも紹介しています。それを使って和牛パティを味付けしています。

HAMONIスタッフ

通販でのイチオシ商品について教えていただけますか?

ハサムン クロドニーさん

ハサムン クロドニーのオンラインショップでは、「ビーフジャーキー」をおすすめしています。

HAMONIスタッフ

ビーフジャーキーはどのようにして生まれた商品なのでしょうか?

ハサムン クロドニーさん

実は、ビーフジャーキーの販売は私たちが仕入れている精肉屋さんが閉店のピンチに陥ったときに始めました。A4からA5ランクの鹿児島県の黒牛、希少部位の新玉肉を使っています。非常に質が高く、本来ならステーキやローストビーフにするレベルのお肉です。

HAMONIスタッフ

そんな高品質のお肉を、どうしてビーフジャーキーにしようと思われたのでしょうか?

ハサムン クロドニーさん

コロナ禍の影響で焼肉屋さんなどがどうしようかという状況の時、大量に仕入れてストップしないようにしようとクラウドファンディングを行いました。結果、私たちも大量に仕入れましたが、消費することが難しく、新しい商品を生産しました。それがビーフジャーキーです。

HAMONIスタッフ

そのような背景から生まれたんですね!そのビーフジャーキーはどのような特徴がありますか?

ハサムン クロドニーさん

1年間という長い賞味期限で、長期保存が可能です。通常のビーフジャーキーとは異なり、サクサクとした食感です。実際、とても好評を得ていて、大阪ではポップアップショップも行っています。

HAMONIスタッフ

そのような高品質のお肉をなぜ焼肉ではなくビーフジャーキーを選んだのでしょうか?

ハサムン クロドニーさん

熟成させてさらに価値を高めていくためです。もちろん、ステーキとしても美味しいですが、適材適所で、ビーフジャーキーにするのに最適な部位を選んでいます。絶対に美味しいビーフジャーキーですよ!

HAMONIスタッフ

なるほど!こだわり抜いた牛の部位と製法で、ビーフジャーキーを作られてるんですね。 しかも、そこまでこだわり抜いているのに価格が、1,200円+税とは破格の値段な気がします…!

ハサムン クロドニーさん

そうですね。ですが、本当はもう少し高くしたいです。今は、上げたいギリギリのところで攻めているような状態です。今後、価格が上がるかもしれませんが、現状は30gで1,200円+税です。

HAMONIスタッフ

なるほど。高品質なお肉と手間をかけた製法でその価格はリーズナブルですね!

ハサムン クロドニーさん

はい、私たちはリーズナブルだと思って提供しています。お家で焼けるパティも3枚入って2,203円、これも安いと思っています。実は、これがビジネスのビジョンに繋がっていて、コロナ禍が終わって通常に戻ってきた時に、店舗を展開していくことを考えています。現在は、人材不足もあり仕入れ価格も上がっている中、経済状況を見ながら新しいビジョンに変わってきています。フランチャイズ化していくことが、次のステップだと思っています。

HAMONIスタッフ

素晴らしい展望ですね!店舗展開を考えてらっしゃるのですね。

ハサムン クロドニーさん

小規模な店舗でフランチャイズをしていきたいです。パティやバンズを販売することで、興味のある業者さんにも購入していただいて、それを基に新しい店舗を開いていくスタイルを模索しています。これからフランチャイズ店で働いてくださる方の募集も考えています。本当に美味しいものを作りたい人と一緒に頑張りたいです。自分たちでお肉を仕入れてパティを形成し、それを熱い想いを持って焼いてくださる人を探して店舗展開につなげたいと思っています。

HAMONIスタッフ

経営していて嬉しかったことや得た気づきはありますか?

ハサムン クロドニーさん

経営の面では、ビジネスとして上手くいかないといけない、売上は上げないといけないということは大前提であります。ですが、それと同じくらい大切なことは、お客様に食べていただき、幸せを提供することで対価をもらってるという認識が非常に大事だということに、コロナ禍で気づかされました。 テイクアウトやデリバリーサービスがベースになって、食べてもらったとしても目に見える直接的な評価がわからないことや、そういった中でずっと3年間運営してきました。

HAMONIスタッフ

なるほど、コロナ禍での厳しい状況を経験したからこその気づきがあったのですね。

ハサムン クロドニーさん

はい。提供させていただいて、店内で食べてもらって「美味しい」という笑顔を見て、その幸せそうな姿を肌で感じました。その瞬間にこのためにやってるんだなっていう目的が、再確認されました。本当は何のためにやっているのかが、この3年間でわからなくなってきた時があって、同じ作業をして提供して、本当に何がしたかったのかっていう考えになったりする時もありました。ですが、目の前で食べて頂いて「うわっ」と驚いて、美味しいと言ってくれたり、こぼれながらでも楽しんで食べてもらっている姿を見るたびに、これのためにやってたんだって感じましたね。

HAMONIスタッフ

実際に作ったものを食べて、美味しいとお客様が喜んでくださる姿を見ることがやりがいに繋がっているのですね。

ハサムン クロドニーさん

はい。普段同じようなお仕事をしていたら、一番大切なことが分からなくなることがありましたが、コロナ禍になったからこそ、しっかり再確認できたことなのかなと思います。

HAMONIスタッフ

お店を繁盛させるための戦略や作戦はありますか?

ハサムン クロドニーさん

私たちはビジネスマンをターゲットにしているのではなく、目的型の店舗です。お客様が特別に私たちのお店を目指して来るようなエリアにあるので、発信力がとても重要です。特にInstagramや公式LINEアカウントなど、SNSに力を入れています。

HAMONIスタッフ

そうなんですね!お客様が来なくなる理由については、何か分かりますか?

ハサムン クロドニーさん

実はお客様が来なくなる理由のほとんどは、他のお店に魅力を感じたからではなく、単に忘れているだけなんです。ですから、私たちはお客様に忘れられないように、積極的に情報発信をしています。

HAMONIスタッフ

なるほど!忘れられないためにどのように工夫されていますか?

ハサムン クロドニーさん

私たちのお店は、ラーメン屋さんのように毎日来てもらえるタイプではないので、特に忘れられやすいです。ハンバーガーを食べたいと思うのは月に1回か2回かと思います。そのため、できるだけ個々のお客様と繋がり、忘れられないような努力をしています。

HAMONIスタッフ

お客様一人一人を大切にされていて、お店を思い出して頂けるように努力されているのですね。 最後に、お店からお客様へのメッセージをお願いします。

ハサムン クロドニーさん

ハンバーガーを提供している際は、お金を頂いているという意識を持っています。私たちの目標は、あなたのハンバーガーランキングで1位になることです! 間違いなく素晴らしいハンバーガーを提供し、来ていただいたお客様にとっての「世界1位」でありたいという想いで、ハンバーガーを焼いています。美味しいハンバーガーを食べたいと思っていただけるなら、そのリクエストに精一杯応えたいと思っています。 お店は狭いですが、気軽に足を運んでいただけると嬉しいです!

01.

thema

All for meat meat for all.(肉が全てのため、全ては肉のため)

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background

私は元々アパレル業界にいましたが、7、8年前に父が急逝し、家業の喫茶店を継ぐことになりました。喫茶店にはハンバーガーがありましたが、私がそれを一新し、新しいハンバーガーを作り出しました。お肉が大好きで肉マイスターの資格も持っていたので、その知識を活かしました。始めは小さなスペースでしたが、ハンバーガーが好評を博し、客席のある独立した店舗へと拡大しました。

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message

私たちの目標は、あなたのハンバーガーランキングで1位になることです!お店は狭いですが、気軽に足を運んでいただけると嬉しいです!