バッカスグルメ北野坂木下バッカスグルメ北野坂木下6/21/2022北野坂木下 神戸にあるイタリアンのお店。 貸切会に招待頂き、3月下旬のランチにお伺い。 食べログtop500、ゴ・エ・ミヨ掲載店 神戸の北野坂にある、有名飲食店が集結したペンシルビルの2F。 インターホンを鳴らしてお店へお伺いするシステムは、それだけでテンションが上がる。 カウンターのみの店内はどこからでもシェフの調理風景を観られるライブ形式。 イタリアンには珍しい炭の焼き台が印象的。 料理は季節の食材を使ったお任せコースのみ。 この日はランチのお伺いだったが、ディナーはランチメニューから食材の質が上がるみたい。 飲み物は好みの物を選べる単品オーダーの他、好きな杯数から選べるペアリングも。 強制的なフルペアリングのみではなく、体調に合わせてペアリングの杯数を選べる配慮が嬉しい。 この日初めての訪問で堪能したかった為、フルペアリングを。 結論から言うとめちゃくちゃ好きなお店。 めちゃくちゃ好きというか、 イタリアンというジャンルなら過去一好きなお店かも。 一つ一つの料理が今まで経験した事がないような食材へのアテンドの仕方で、終始その美味さに圧倒されるばかり。 さらに、ペアリングのセンスまで抜群ときたから、もう本当に言葉にならない感動だった。 全部美味かったが、この日の個人的一番はtop画の「大分和牛の炭火焼き」 大分和牛を丁寧に炭火で火入れし、仕上げに変態的な塩を造ることで有名な「塩次郎」さんが木下さんの為に作ったお塩で味付けした一品。 この一品。 実は一般的にステーキとして使われる未経産牛ではなく、あえて経産牛を使っているとの事。 今まで経産牛に対してポジティブなイメージが無かったが、この一品を食べて価値観が変わった。 口に広がるしっかりとした牛の旨味。 丁寧な火入れの為、パサパサ感はなくジューシーな肉汁が溢れる。 脂の甘味ではなく、純粋な赤身の旨味。 まろやか塩次郎さんのお塩がソリッドにマリアージュし、言葉では表現できない美味さを演出する。 美味い! 美味すぎる! 経産牛の価値観が変わった一品。 また食べたい。 また、「毛蟹とイタリア米のサラダ」のペアリングが秀逸だった。 毛蟹のほぐし身がたっぷり入ったご飯のサラダ。 それだけでも、毛蟹の旨味と甘味が口いっぱいに広がる贅沢な味で、めちゃくちゃ美味い。 しかし、オーストラリアのトラミーナーという葡萄品種を使ったワインと合わせる事で、より蟹の旨味と甘味が引き立ち美味しく感じる。 例えるなら、蟹を食べる時のカニ酢のような、酸味を加える事でより甘味と旨味の輪郭がハッキリするような、そんな印象をうける。 この為に作られたワインなのではないか? そう思うほどのマリアージュ。 最高に美味しかった! 神戸で頂く唯一無二のイタリアン。 全てがオリジナリティー溢れる最高の料理だった。 これは人気がでる理由も頷ける。
6/21/2022
北野坂木下 神戸にあるイタリアンのお店。 貸切会に招待頂き、3月下旬のランチにお伺い。 食べログtop500、ゴ・エ・ミヨ掲載店 神戸の北野坂にある、有名飲食店が集結したペンシルビルの2F。 インターホンを鳴らしてお店へお伺いするシステムは、それだけでテンションが上がる。 カウンターのみの店内はどこからでもシェフの調理風景を観られるライブ形式。 イタリアンには珍しい炭の焼き台が印象的。 料理は季節の食材を使ったお任せコースのみ。 この日はランチのお伺いだったが、ディナーはランチメニューから食材の質が上がるみたい。 飲み物は好みの物を選べる単品オーダーの他、好きな杯数から選べるペアリングも。 強制的なフルペアリングのみではなく、体調に合わせてペアリングの杯数を選べる配慮が嬉しい。 この日初めての訪問で堪能したかった為、フルペアリングを。 結論から言うとめちゃくちゃ好きなお店。 めちゃくちゃ好きというか、 イタリアンというジャンルなら過去一好きなお店かも。 一つ一つの料理が今まで経験した事がないような食材へのアテンドの仕方で、終始その美味さに圧倒されるばかり。 さらに、ペアリングのセンスまで抜群ときたから、もう本当に言葉にならない感動だった。 全部美味かったが、この日の個人的一番はtop画の「大分和牛の炭火焼き」 大分和牛を丁寧に炭火で火入れし、仕上げに変態的な塩を造ることで有名な「塩次郎」さんが木下さんの為に作ったお塩で味付けした一品。 この一品。 実は一般的にステーキとして使われる未経産牛ではなく、あえて経産牛を使っているとの事。 今まで経産牛に対してポジティブなイメージが無かったが、この一品を食べて価値観が変わった。 口に広がるしっかりとした牛の旨味。 丁寧な火入れの為、パサパサ感はなくジューシーな肉汁が溢れる。 脂の甘味ではなく、純粋な赤身の旨味。 まろやか塩次郎さんのお塩がソリッドにマリアージュし、言葉では表現できない美味さを演出する。 美味い! 美味すぎる! 経産牛の価値観が変わった一品。 また食べたい。 また、「毛蟹とイタリア米のサラダ」のペアリングが秀逸だった。 毛蟹のほぐし身がたっぷり入ったご飯のサラダ。 それだけでも、毛蟹の旨味と甘味が口いっぱいに広がる贅沢な味で、めちゃくちゃ美味い。 しかし、オーストラリアのトラミーナーという葡萄品種を使ったワインと合わせる事で、より蟹の旨味と甘味が引き立ち美味しく感じる。 例えるなら、蟹を食べる時のカニ酢のような、酸味を加える事でより甘味と旨味の輪郭がハッキリするような、そんな印象をうける。 この為に作られたワインなのではないか? そう思うほどのマリアージュ。 最高に美味しかった! 神戸で頂く唯一無二のイタリアン。 全てがオリジナリティー溢れる最高の料理だった。 これは人気がでる理由も頷ける。