はちもぐ (加藤泉)赤坂焼鳥 鳳はちもぐ (加藤泉)赤坂焼鳥 鳳4/22/2024【赤坂見附】決して高級ではないのにとてつもない満足度!「焼鳥 鳳(おおとり)」 赤坂駅と赤坂見附駅のちょうど中間あたり、みすじ通沿いにある焼鳥「鳳(おおとり)」にお邪魔してきました。個室もありますが、やはり熱々を頬張れるライブ感満載のカウンターがプラチナシート。 アラカルトと悩んでみたものの今回は「鳳コース(5500円税込)」でお願いすることに。季節の前菜は野菜の揚げびたしに茹で落花生、ポテトサラダの3種盛。これがまたどれもちゃんと美味しくて自ずと期待が高まりますね。 バターナッツかぼちゃの冷製スープに先ずは火照った身体をクールダウン。乳成分が胃を守り二日酔いになりにくい嬉しい効果も。さて、ひと串目はせせりのサビ焼きから。せせりと聞いて想像する歯ごたえや弾力は皆無であまりの柔らかさに驚きます。プリっとジューシーで肉汁すら感じる1本。 続いての粗挽きつくねはきんかんを添えて。つくねは塩焼きなのでよりきんかんの濃厚な味わいが楽しめますね。ふわっというよりは肉々しい男前(大将的には”漢前”の方が正しいか?)なつくねです。堪らずにレモンサワーのメガジョッキ(裏メニュー)を! あかはもも肉の内側にあたる部分で一番筋肉のある場所との事ですが脂がのっていてぷりふわ!紀州の備長炭で焼き上げるパリッと香ばしい皮もご馳走です。そして最近いただいた中でも桁違いに美味しかったつくば地鶏のレバー。黒七味がキリっとした後味に。 これには何を合わせるかしばらく悩みましたが、日本酒推しかと思いきやワインリストも充実。さらにソムリエ在中との事で赤をお願いすることに。「マラミエーロ インカント モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」は重すぎずなめらかな口当りの1杯。 ふわとろの厚揚げは自家製でしょうか?このふわっと感じる甘みはお豆腐?それとも衣かな。糸削りに白髪ねぎ、しょうがのバランスも素晴らしい。長野県産の白あわび茸はサクッとした歯触りと炭火の香りが堪らない逸品です。 黒岩土鶏はたたきで。藁と仰ってたかな。スモーキーな香りを纏った鶏ハムのような味わい。酢橘の爽やかさを添えていただきます。これにはやっぱり日本酒を。酔鯨は突起のある薄はりで。何か意味があるのか尋ねると底面に作られた小さな突起によって日本酒の香り、うまみが最大限に引き出されるのだとか。大吟醸用に作られているそうですよ。 この歳になっても知らないことがまだまだあって本当に楽しい。 最後の串は柚子胡椒といただく骨抜き手羽。説明不要の絶品です。柚子胡椒は大将がサライでで見かけてからこれ一筋という大分の旅館が手掛けるものだとか。調べると由布の黒嶽荘が出てきますね。強面なのに意外とミーハーでおちゃめな面を発見して嬉しくなります。 〆にラーメンを選択した方は是非この柚子胡椒を取っておいてほしい!ぺたっとコラーゲン爆弾の極上スープがさっぱりと良き味変に。そしてどんなにお腹がいっぱいでも家まで走って帰るつもりでデザートまで食べて欲しい。店名の入った最中アイスで最高の恍惚感が味わえます。 久々に良きお店に出会いました。走るまではいかなくても、うっかりスキップして帰りたくなる1軒です。 焼鳥 鳳(おおとり) 東京都港区赤坂3-12-18 赤坂館第8荒井ビル B1F 050-5592-2086 <月〜金> 11:30〜13:30 17:00~28:00 <土> 17:00〜22:00(21LO) <日> 要予約、不定休 <祝・祭日> 定休日 @akasaka_ootori #赤坂焼鳥鳳 #赤坂焼鳥 #焼鳥弁当 #赤坂テイクアウト #赤坂ランチ #赤坂ディナー #焼鳥グルメ #赤坂見附グルメ #赤坂デート #赤坂焼鳥 #赤坂ワイン #赤坂日本酒
4/22/2024
【赤坂見附】決して高級ではないのにとてつもない満足度!「焼鳥 鳳(おおとり)」 赤坂駅と赤坂見附駅のちょうど中間あたり、みすじ通沿いにある焼鳥「鳳(おおとり)」にお邪魔してきました。個室もありますが、やはり熱々を頬張れるライブ感満載のカウンターがプラチナシート。 アラカルトと悩んでみたものの今回は「鳳コース(5500円税込)」でお願いすることに。季節の前菜は野菜の揚げびたしに茹で落花生、ポテトサラダの3種盛。これがまたどれもちゃんと美味しくて自ずと期待が高まりますね。 バターナッツかぼちゃの冷製スープに先ずは火照った身体をクールダウン。乳成分が胃を守り二日酔いになりにくい嬉しい効果も。さて、ひと串目はせせりのサビ焼きから。せせりと聞いて想像する歯ごたえや弾力は皆無であまりの柔らかさに驚きます。プリっとジューシーで肉汁すら感じる1本。 続いての粗挽きつくねはきんかんを添えて。つくねは塩焼きなのでよりきんかんの濃厚な味わいが楽しめますね。ふわっというよりは肉々しい男前(大将的には”漢前”の方が正しいか?)なつくねです。堪らずにレモンサワーのメガジョッキ(裏メニュー)を! あかはもも肉の内側にあたる部分で一番筋肉のある場所との事ですが脂がのっていてぷりふわ!紀州の備長炭で焼き上げるパリッと香ばしい皮もご馳走です。そして最近いただいた中でも桁違いに美味しかったつくば地鶏のレバー。黒七味がキリっとした後味に。 これには何を合わせるかしばらく悩みましたが、日本酒推しかと思いきやワインリストも充実。さらにソムリエ在中との事で赤をお願いすることに。「マラミエーロ インカント モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」は重すぎずなめらかな口当りの1杯。 ふわとろの厚揚げは自家製でしょうか?このふわっと感じる甘みはお豆腐?それとも衣かな。糸削りに白髪ねぎ、しょうがのバランスも素晴らしい。長野県産の白あわび茸はサクッとした歯触りと炭火の香りが堪らない逸品です。 黒岩土鶏はたたきで。藁と仰ってたかな。スモーキーな香りを纏った鶏ハムのような味わい。酢橘の爽やかさを添えていただきます。これにはやっぱり日本酒を。酔鯨は突起のある薄はりで。何か意味があるのか尋ねると底面に作られた小さな突起によって日本酒の香り、うまみが最大限に引き出されるのだとか。大吟醸用に作られているそうですよ。 この歳になっても知らないことがまだまだあって本当に楽しい。 最後の串は柚子胡椒といただく骨抜き手羽。説明不要の絶品です。柚子胡椒は大将がサライでで見かけてからこれ一筋という大分の旅館が手掛けるものだとか。調べると由布の黒嶽荘が出てきますね。強面なのに意外とミーハーでおちゃめな面を発見して嬉しくなります。 〆にラーメンを選択した方は是非この柚子胡椒を取っておいてほしい!ぺたっとコラーゲン爆弾の極上スープがさっぱりと良き味変に。そしてどんなにお腹がいっぱいでも家まで走って帰るつもりでデザートまで食べて欲しい。店名の入った最中アイスで最高の恍惚感が味わえます。 久々に良きお店に出会いました。走るまではいかなくても、うっかりスキップして帰りたくなる1軒です。 焼鳥 鳳(おおとり) 東京都港区赤坂3-12-18 赤坂館第8荒井ビル B1F 050-5592-2086 <月〜金> 11:30〜13:30 17:00~28:00 <土> 17:00〜22:00(21LO) <日> 要予約、不定休 <祝・祭日> 定休日 @akasaka_ootori #赤坂焼鳥鳳 #赤坂焼鳥 #焼鳥弁当 #赤坂テイクアウト #赤坂ランチ #赤坂ディナー #焼鳥グルメ #赤坂見附グルメ #赤坂デート #赤坂焼鳥 #赤坂ワイン #赤坂日本酒