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あき膳処末富
あき膳処末富

1/1/2023

ㅤ 𝙄𝙣𝙛𝙤𝙧𝙢𝙖𝙩𝙞𝙤𝙣—————————————————— 店名 膳処末富 最寄 麻布十番 座席 カウンター6席 予算 33000円+ドリンク+サービス料 予約 必須(OMAKASE) 営業時間 17:30- 20:30- 食べログ 3.91 公式アカウント @makotosuetomi ———————————————————————— 肉匠堀越、鈴田式、薪鳥新神戸、麻布室井を手掛ける末富氏が自ら腕をふるうその名も「膳処末富」さんにお邪魔しました。なんとお店は末富氏の生家だそうです。2022年9月にオープンすると、瞬く間に予約困難になりました。 焚き火、藁、炭火、チップなどで展開される創作料理の連続は、ただひたすらに私に衝撃を与え続けました。 最高の食材に、驚異的な香りづけは本当に革命的な美味しさです。やはり香りというのは脳に直接的に訴えるものがあります。 そして目の前で焚き火を使って繰り広げられる様子が楽しく、エンタメ性も抜群です。 今回のコース内容は以下のとおりです。 ・白子、北海道キタアカリのピューレ、卵白のメレンゲ ・藁焼き空芯菜 ・燻ソメイヨシノの寒鰆たたき ・富山の蟹のお碗、二年熟成昆布だし ・玉ねぎ焼きヒレ肉の丼 ・白海老とセリのマリネ ・きのこときのこ(薪焼きマッシュルームとキノコソース) ・竹焼きつくね ・1日焚いた出汁なす ・牡蠣ソースと薪焼きレタス ・ウイスキー樽で燻した牛タン、ウイスキーと一緒に ・少しだけ焚いた北海道百合根 ・牛とゴボウの炊き込みご飯 ・手打ちうどん ・熟成代白柿とお豆腐ソース ・(秘密のデザート) このお店の代表作と言っていいでしょう、薪焼き空芯菜は、空芯菜の空洞に藁の香りが閉じ込めるという工夫がなされており、極限まで香り高く筆舌に尽くし難い究極の逸品です。すべてのお料理の随所に香り付けの工夫がなされており、香りが食事に与える影響の強さを実感しました。 デザートのあとは、時間まで焚き火を眺めて過ごすというロマンチックな演出も最高です。 本当に今年食べたものの中でトップクラス、いや人生の中でもトップクラスに美味しかったです! 予約はOMAKASEからですが、枠の開放も不定期で時間ぴったりにアクセスしても予約を勝ち取ることは至極困難です。ごくたまに末富さんのインスタアカウントでキャンセル枠を開放するのでチェックするのが良いかと思います。 いつまでも続いてほしい名店です。 ごちそうさまでした!