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Café Pippis

・INTERVIEW ・INTERVIEW ・INTERVIEW・INTERVIEW ・INTERVIEW ・INTERVIEW

HAMONIスタッフ

早速ですが、お店のおすすめの商品を教えていただけますか?

Café Pippisさん

はい。当店はカフェ風のお店なのですが、今の季節ですとフレンチトーストやソフトクリームが人気でおすすめです。また、自家焙煎のコーヒードリンクも提供しております。

HAMONIスタッフ

なるほど。その理由についてもお聞かせいただけますか?

Café Pippisさん

もちろんです。フレンチトーストについては、美味しいパンが手に入らないと作るつもりはありませんでした。 当店がオープンした頃、食材を探していた時に、たまたま近くに素敵なパン屋さんができまして、美味しいパンが手に入るようになり、作ることを決めた次第です。 そして、フレンチトーストと一緒に冷たいソフトクリームをお召し上がりいただくことで、熱いと冷たいのコンビネーションを体験していただきたいと思っています。また、フレンチトーストにはビターなカラメルソースがかかっておりまして、それがソフトクリームと非常に合うんです。熱々のフレンチトーストと冷たいソフトクリームを一緒に食べると、本当に絶妙で最高に美味しいのでおすすめです。

HAMONIスタッフ

なるほど、魅力的で美味しそうです!ありがとうございます。 続いて、お店を開くきっかけや経緯についてお聞かせいただけますか?

Café Pippisさん

はい。私は高校を卒業する頃から飲食店を経営したいという思いが強く、それを叶えるために自分自身の知識や見聞を広げる目的で留学しました。約6年間の留学を経て日本に戻り、フランス料理のお店で働き始めました。その中で、「自分が本当にやりたいのは何か?」と考え、レストランかカフェかで迷った末、カフェを経営したいという結論に達しました。そのため、銀座にある「セントル ザ ベーカリー」というお店に転職し、そこで働き始めました。そして、3年後ぐらいに、そのお店がフランスに出店することになり、私がフランスで経験を積んでいたことも考慮され、責任者としてフランスに行くことになりました。

HAMONIスタッフ

そうなんですね!フランスに行かれたんですね。

Café Pippisさん

はい。そしてフランス滞在中、様々な料理やお菓子を食べて、特に焼き菓子やアーモンドの香りがするものに強く感銘を受けました。それらを口にした時、これを日本で自分で作って表現できたら素晴らしいだろうなと強く感じました。 帰国後、すぐには退職せずに働き続けていましたが、現在住んでいる場所の近くにお店を開くことになりました。そのお店は、偶然通りかかった時に、とても可愛らしい窓が目に留まり、気に入ってしまいました。さらに、家賃も非常にリーズナブルで、タイミングも良かったので、「これはやるしかない」と感じてお店をオープンさせました。フランスでの経験は合計で約10年ほどです。フランスでは焼き菓子がとても人気で、あちこちで見かけるのですが、特に地元のパン屋さんの焼き菓子が美味しくて、その素朴さを表現したくなりました。

HAMONIスタッフ

なるほど、長い海外経験を通じて培われた感性と、フランスの文化に対する深い理解がお店のコンセプトに活かされているのですね。ありがとうございます それでは次に、お店のコンセプトやテーマなどがあれば教えてください。

Café Pippisさん

当店はヨーロピアンアンティークカフェをコンセプトにしております。 そして、当店のメインターゲットは大田区に在住の20代後半から40代ぐらいの女性です。 香りにこだわった商品を提供するという点が特徴でして、その中でもコーヒーは自家焙煎を行い、香り高いものを提供しております。また、紅茶もこだわりのものを取り扱っております。地域とのつながりも大切にしておりまして、それが地域活性化にも繋がっていると感じております。

HAMONIスタッフ

お話を伺っていると、本当に地域とのつながりや、お客様へのこだわりを感じますね。それに、コーヒーや紅茶に使用するお水も選んでいるとお聞きしました。

Café Pippisさん

はい、その通りです。実は私、熊本出身なんです。熊本はお水が美味しいと言われておりまして、地元にも愛着があるので、コーヒーや紅茶には熊本のお水を使用しています。これもまた、当店のこだわりの一部です。

HAMONIスタッフ

なるほど、それは素晴らしいです。熊本の良さもお客様に伝えられているんですね。 続いて、食材などに対するこだわりをお聞かせください。

Café Pippisさん

もちろんです。コーヒーについては、先程もお話ししたように、自家焙煎の豆を使用しています。主にアフリカ系の豆です。フランス語圏の国の豆をなるべく使うようにしています。 また、ソフトクリームは、ジャージ種の牛乳を使用しています。さらに、妻の実家が長野県でして、長野から送ってもらったフルーツを使用しております。今は杏の季節なので、杏をコンポートにしています。スコーンも提供していて、バターも地元の良質なバターを使ってます。 基本的には、美味しいと感じる食材を使うことに重点を置いています。

HAMONIスタッフ

それは素晴らしいです。他の商品であるタルトなどについては、何か特別なこだわりはありますか?

Café Pippisさん

タルトについてはチョコレートに少しこだわりがあります。生地は、私が最初に働いたレストランで使っていた、美味しいと感じるものを使用しています。上に乗っているガナッシュについては、フランスのチョコレートを参考にして作っています。ただ、あまりにも高価になりすぎないように、適度に調整しております。 私の今までの人生や経験が、全てこのお店と商品に詰まっていると思います。

HAMONIスタッフ

それは本当に素晴らしいですね。お客様にも、そのこだわりと情熱がきっと伝わっていると思います。 続いて、先程、窓が気に入ったと仰っていましたが、他にも内装や外装に関するこだわりがあれば教えていただけますか?

Café Pippisさん

はい。内装については、1階の店作りはフランスで出会ったカフェを参考にしています。私がフランスで見たカフェで、厨房がガラス張りで中が見えるスタイルがあって、それがすごく良いなと感じました。そこから、ガラス越しにエスプレッソマシンなどのかっこいい機器が見えるようにしました。そして、外周りは植物で囲んで、緑が豊富になるようにしております。 2階も落ち着いた雰囲気でデザインしておりまして、最初はそこまで手を加えるつもりはありませんでした。しかし、結局「追加工事でお願いします」と頼んでしまって。ただ、予算が足りずに完全には手が回っていなくて、上の方はまだ整っていないんです。少しだけ形にはなっていますが、もっと手を加えたいと思っています。

HAMONIスタッフ

なるほど、内装や外装にもこだわりがあって、フランスのカフェを参考にされているんですね。お客様が快適に過ごせる空間作りをされていると感じます。 次に、お店がオープンされて1ヶ月ぐらいかと思われますが、これからのお店の展望や今後の計画などがあれば教えていただけますか?

Café Pippisさん

まだ私が一人でやっているので、これからいろいろ試してみたいと思っております。例えば、季節が変わって暑くなってきて、売れていた商品が売れなくなってしまうため、何が売れるのかを考えております。 暑い時には冷たいものを提供した方がいいかなと思い、これからの季節はカフェとして冷たいドリンクを提供するのを考えております。

HAMONIスタッフ

なるほど、これからの暑い季節はそのような冷たい物の提供を考えられていらっしゃるのですね。

Café Pippisさん

はい。そして、もう一つの目標として、アーモンドの形をした焼き菓子を作りたいなと考えております。それが可愛くて、大田区内でできるかどうかを調査してます。 これが実現できたら、焼き菓子屋さんとして、イベントやフェアなどのスペースにも出店したいと考えてます。

HAMONIスタッフ

そうなんですね。季節に合わせた商品や、新しい焼き菓子の開発など、これからもお客様に喜んでいただける商品を提供し続けるための工夫をされているんですね。アーモンド形の焼き菓子、楽しみにしています! 現在、テイクアウトやネット販売はされているんでしょうか?

Café Pippisさん

ネット販売は現在準備中です。店舗では、個包装ではなく、お客様が来店されたら紙袋に入れて渡しております。

HAMONIスタッフ

そうなんですね! 続いて、お店を経営していて嬉しかったことや得た気づきなどがあれば教えてください。

Café Pippisさん

家族やお客様に大変支えられています。そして、「美味しい」と言ってくださる方がいらっしゃることが本当に嬉しいです。

HAMONIスタッフ

お客様からの感謝の言葉はやはり励みになりますよね。ありがとうございます! 最後に、 お客様へのメッセージをお聞かせください。

Café Pippisさん

一人でお店を切り盛りしておりますので、ご迷惑をおかけしてしまうこともあるかと思います。 一生懸命頑張りますので、よろしくお願いいたします!

01.

concept

当店はヨーロピアンアンティークカフェをコンセプトにしております。 香りにこだわった商品を提供するという点が特徴でして、その中でもコーヒーは自家焙煎を行い、香り高いものを提供しております。

02.

background

私は高校卒業後、飲食店経営の夢を追って約6年留学し、帰国後はフランス料理店で働きました。その後、「セントル ザ ベーカリー」に勤め、3年後に同店のフランス出店の責任者としてフランスに赴任しました。フランス滞在中、焼き菓子とアーモンドの香りに感銘を受け、これを日本で作りたいと考えました。帰国後、住んでいる場所近くの魅力的な物件を見つけ、家賃もリーズナブルだったため、お店を開く決断をしました。 私はフランスでの経験は約10年で、特に地元のパン屋の素朴な焼き菓子に影響を受け、それを自分のお店で表現することを目指してお店を開きました。

03.

message

一人で切り盛りしておりますのでご迷惑をおかけしてしまうこともあるかと思います。 一生懸命頑張りますので、よろしくお願いいたします!