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KITCHEN5

・INTERVIEW ・INTERVIEW ・INTERVIEW・INTERVIEW ・INTERVIEW ・INTERVIEW

HAMONIスタッフ

早速なんですが、おすすめの料理をお聞かせください。

多国籍食堂 キッチン5さん

はい、おすすめはタコライスです。 理由は、元々私がタコライスが好きで、それを作り始めたことがこの業界に足を踏み入れるきっかけになったからです。

HAMONIスタッフ

なるほど、それは興味深いですね。ありがとうございます。それではお店を建てた経緯などをお聞かせください。

多国籍食堂 キッチン5さん

今このキッチン5自体は、もともと私が別の店舗、居酒屋さんをやっていたんです。その時に今の場所、ピオンという雑貨屋さんのビルのようなものがあるところのスペースが空くというお話をいただいて。それで、私の地元がここ、キッチン5の住所である清水なんですよ。そして「地元に帰って仕事しようかな」と思って、そこから始めたんです。

HAMONIスタッフ

そうなんですか。もともと多国籍料理をやろうと考えていらっしゃったんですか?ご夫婦で今一緒にされてるんですね!

多国籍食堂 キッチン5さん

そうですね。奥さんとは元々若い時からのバックパッカーで、その時にいろんな料理を食べてきました。それで、それを作ってみたら美味しかったのでやっちゃうという、軽いノリで始めたんです。

HAMONIスタッフ

そうなんですね!旅をされていろいろな料理を食べられてたんですね。ありがとうございます。 それではお店のコンセプトやテーマ、理念などがあればお聞かせください。

多国籍食堂 キッチン5さん

今のお店のコンセプトは多国籍なんですが、それは一部です。大切にしているのは、食べてくれた人たちが自分の体験や思い出を引き出してもらうことです。食べたことのある人は思い出を、行ったことのない人は食べてみて行ってみたいなと、話の1個の種になればいいなと考えています。メニューを構成するときも、食事を通じて旅行した気分になってもらえたら嬉しいです。

HAMONIスタッフ

ありがとうございます。次に、食材などのこだわりがあればお聞かせください。

多国籍食堂 キッチン5さん

実はそれについては特にこだわりはないんです。 私が大切にしているのは味付けや料理の多様性で、そのためにいろんな風に調理できるようにしたいと思っています。食材自体には特にこだわらず、全部のレシピを自分で考えて作っています。

HAMONIスタッフ

そうなんですね、お子さんでも食べられるのでしょうか?

多国籍食堂 キッチン5さん

はい、もちろん小さなお子さんでも食べられます。 スパイスは弱めにしていて、辛味をなるべく抜いています。私たちは始めたときからガチガチの多国籍料理ではなく、居酒屋飯と多国籍料理を合わせたハイブリッド的なものを提供していて、みんなが食べやすいように辛味も抑えています。

HAMONIスタッフ

なるほど食べやすいのはいいですね!誰でも食べられるというのが素晴らしいです。

多国籍食堂 キッチン5さん

そうですね、客層は本当に幅広いです。子供連れのご家族から、ご年配の女性や男性も来てくださっています。 特に面白いのは、地元清水の田舎のおじいさんやおばあさんが「パッタイ頂戴!」と言うことですね。彼らがパッタイを知っていることが、私としては楽しみであり、地元清水でそういうのが広まってくれたらいいなと思っています。

HAMONIスタッフ

面白いですし素敵ですね!私も「パッタイ(タイ発祥の料理)」は初めて聞きました。ありがとうございます。 先ほどとかぶるかもしれないですが、どのようなお客様が多いかお聞かせください。

多国籍食堂 キッチン5さん

一応、当店が入っている建物「ピオン」自体が雑貨屋さんなので、女性客が多いですね。 年齢層も広く、20代半ばから実際には60代の方も来てくださってます。

HAMONIスタッフ

幅広いですね!近くに雑貨屋さんがあると、お昼ご飯を食べに来てくれる方も多いのでしょうか。

多国籍食堂 キッチン5さん

はい、その通りです。実は、その雑貨屋さんが経営していたカフェの跡地に僕らが入っているんです。そして、建物自体は1階が雑貨屋さんと家具屋さんが、2階には24時間フィットネスと美容室が入っています。

HAMONIスタッフ

それはすごいですね、何でもありますね。

多国籍食堂 キッチン5さん

そうなんです。フィットネスから降りてきてうちでご飯を食べたり、テイクアウトを買ったり、クレープを買ったりする人もいます。そういうシーンを見ると嬉しいですね。

HAMONIスタッフ

なるほど、甘いものも食べられて、がっつりな食事もできて良いですね! 次に、内装や外観についてのこだわりがあればお聞かせください。

多国籍食堂 キッチン5さん

店内は、言ってみればごちゃごちゃしています。ですが、それは統一感のない統一性を意図しているんです。 店内は結構広くて、34坪くらいあるんですが、半分くらいはアジアの屋台の雰囲気にしています。そして奥側の方は落ち着いた雰囲気にしています。

HAMONIスタッフ

そうなんですね、ゲストハウスのような雰囲気もあるのですね。

多国籍食堂 キッチン5さん

そうなんです。特に、海外の安宿、ゲストハウスに見られるようなカフェの雰囲気を持っています。行ったことがある人にはその懐かしさも感じ取ってもらえたらと思います。

HAMONIスタッフ

それは素晴らしいですね、お店で国を感じることができるというのも魅力的です。懐かしさを感じられるというのも良いですね。

多国籍食堂 キッチン5さん

そう思ってくれたら嬉しいです。行ったことがある人は、きっと「懐かしいな」と感じると思います。

HAMONIスタッフ

ありがとうございます。次に、お店が繁盛している理由について教えていただけますか?

多国籍食堂 キッチン5さん

最初は、このピオンという場所に来るお客様全員を総取りしようと考えていました(笑) そしていつの日か、ウチに来て頂いたお客様が利用してくれるようになることを目指してメニューを考えました。そのために、味はやや優しく作っています。これは、お客様の年齢層が広いからでもあります。 基本的には、私たちのお店は地元の中心にあります。小学校の通学路のような場所にあって、ここら辺には私たちのようなお店がないのです。だから、ちょっと変わったものを提供することで、お客様を引きつけることができると考えました。

HAMONIスタッフ

確かに、それは引きつけられますね。

多国籍食堂 キッチン5さん

また、近くに大きな公園があります。桜の時期など、みんながお弁当を持って行って公園でピクニックを楽しむような場所なんです。そこに来るお客さんも引きつけられるように、テイクアウトができるお店を作ることにしました。

HAMONIスタッフ

なるほど。テイクアウトができるというのはコロナ禍にあっても本当にありがたいですね。

多国籍食堂 キッチン5さん

実際に、私たちはテイクアウトができるお店を作る計画を立てていて、それがコロナの前だったんです。そしてたまたまコロナが始まり、テイクアウトが定着することができました。

HAMONIスタッフ

コロナの影響で難しい状況もあったと思いますが、結果的には良かったと感じていますか?

多国籍食堂 キッチン5さん

はい、本当にそう思います。皆様が私たちのお店を訪れてくれるので、無理をしてでもオープンしたことが良かったと感じています。

HAMONIスタッフ

確かに、コロナの影響でお店が厳しい状況に置かれていることが多いですよね。

多国籍食堂 キッチン5さん

そうですね、私たちも以前やっていた居酒屋は閉店してしまいました。 でもこの店では最初からテイクアウトとランチをメインに考えていたので、厳しい状況にはならずに済みました。正直に言って、3年間ずっと運営できていることに感謝しています。

HAMONIスタッフ

そうなんですね。ありがとうございます。 では次に今後の展望があればお聞かせください。

多国籍食堂 キッチン5さん

今後の展開としては、地元清水の町おこしに貢献したいと考えています。タコライスやタイ料理などを通じて、地元の人々に海外の料理をもっと身近に感じてもらいたいです。そして何より、自分がそういった役割を果たせることが嬉しいですね。

HAMONIスタッフ

素敵ですね。地域に貢献する思いが強く感じられます。

多国籍食堂 キッチン5さん

経営者としては、お金よりもお客様が喜んでくれることが一番の幸せです。 お客様が「おいしかった」「ごちそうさま」と言ってくれると、それが一番の報酬になります。自分が提供する食事で人々をハッピーにできると感じるとき、それが本当に嬉しいんです。

HAMONIスタッフ

お客様が喜びを感じているところを見るのが一番の幸せという思い、本当に素敵です。 では最後に、お店からお客様へのメッセージをお聞かせください。

多国籍食堂 キッチン5さん

はい。私たちの料理を食べて、少しでも海外を感じていただけたら、それは私たちにとって最大の喜びです。たとえば、この料理を食べて「行ってみたいな」と感じていただけたら、それは本当に嬉しいですね。そういう気持ちを持っていただけるためにも、ぜひ一度、実際にお店に足を運んで、私たちの料理を味わっていただければ嬉しいです。

01.

concept

コンセプトは多国籍です。ですがそれは一部で、大切にしているのは、食べてくれた人たちが自分の体験や思い出を引き出してもらうことです。食べたことのある人は思い出を、行ったことのない人は食べてみて行ってみたいなと、話の1個の種になればいいなと考えています。 食事を通じて旅行した気分になってもらえたら嬉しいです。

02.

background

店主さんは以前、居酒屋を経営していましたが、地元の清水区にあるピオンというビル内に空きスペースができるという話を聞き、地元に戻って新たな仕事を始めることを考えました。店主さんと店主さんの奥さんは、若い頃からバックパッカーで、世界各地の料理を味わっていました。二人はこれらの料理を自分たちで作ってみたところ美味しかったため、気軽な気持ちで多国籍料理を始めたそうです。

03.

message

ぜひ一度、私たちの料理を味わっていただき、少しでも海外を感じていただけたら嬉しいです!