HAMONIスタッフ

早速ですが、お店のおすすめの商品を教えていただけますか？

桔梗屋織居さん

私たちのおすすめは「釣月」という商品です。 これは小麦を使用した生地で、特別なつぶあんを挟んだ焼き菓子です。

HAMONIスタッフ

あんこがぎっしりと入っているイメージでしょうか？

桔梗屋織居さん

この「釣月」は小ぶりの和菓子で、あんこがぎっしりというよりは、生地とあんこが割と均等に配分されています。同じぐらいの比率で入っているので、ひとくち食べるとそのバランスの良さを感じていただけるはずです。

HAMONIスタッフ

次に、お店で使用している食材に関するこだわりを教えてください。

桔梗屋織居さん

私たちは地元の食材を積極的に活用することにこだわりを持っています。

HAMONIスタッフ

通販を始めたきっかけや、ホームページを立ち上げた背景について教えていただけますか？

桔梗屋織居さん

インターネットの普及により、お客様がより便利にお買い物を楽しめるようになったことが大きなきっかけでした。私たちも時代の流れに合わせ、お客様にとってよりアクセスしやすい形で商品を提供したいと思い、通販サイトとホームページの作成に踏み切りました。

HAMONIスタッフ

これからの新商品開発やサービスの展望について教えてください。

桔梗屋織居さん

新商品の開発に関しては、日常的に行っており、年間を通して様々な種類を発売しています。

HAMONIスタッフ

Instagramで様々な和菓子を拝見しました！日々新しいメニューを考えることは大変そうですが、とても楽しそうにも見えます。

桔梗屋織居さん

確かに大変な面もありますが、新しいものを生み出す過程は楽しいですね。他の同業者さんも同じように努力されていると思います。日々の小さな発見やお客様からのフィードバックが、私たちの創造性を刺激してくれます。

HAMONIスタッフ

お店を経営されていて、特に嬉しかったエピソードや得た気づきについて教えてください。

桔梗屋織居さん

お客様に「美味しい」と言っていただけることが何よりの喜びです。そして、当店は歴史が長いので、お客様の中には「両親や祖父母が好きだったから」という理由で、何世代にもわたってご利用いただいている方が多いです。その話を聞くたびに、心からありがたいと感じます。

HAMONIスタッフ

長い歴史を通しての繋がりがあるのですね！ 来店されるお客様の年齢層はどのようになっていますか？

桔梗屋織居さん

幅広いです。特に女性のお客様が多いですが、観光客の方やお仕事でご購入など、様々な方がいらっしゃいます。

HAMONIスタッフ

長い歴史を保ち続ける秘訣は何でしょうか？

桔梗屋織居さん

400年間同じ商品を作り続けているわけではなく、時代に合わせて商品は変化しています。ただ、素材は変わらず、時代が変わっても愛される和菓子を提供し続けています。私たちのお店がある城下町には、古い和菓子が残っていることもあることが特徴です。

HAMONIスタッフ

お店の名前の由来について教えていただけますか？

桔梗屋織居さん

当店の名前の由来は、御用商人から来ています。昔、大名家に和菓子を納める仕事をしていたんです。その大名から与えられた名前を今も名乗っています。この名前には、ある種の身分が示されており、その大名から特別に名前を与えられるというのはとても名誉なことでした。

HAMONIスタッフ

お店自体がその地域の歴史や文化を反映しているわけですね！

桔梗屋織居さん

私たちのお店はただの和菓子屋ではなく、長い歴史と共に地域の文化も伝えていく役割を担っています。そのため、和菓子を通じてお客様に喜んでいただくことはもちろん、その背景にある歴史や文化も大切にしています。

HAMONIスタッフ

続いて、経営をされていて特に大変だったり、外からは見えにくいけれど力を入れている部分について教えていただけますか？

桔梗屋織居さん

材料の調達と道具の確保が大きな課題です。私たちが使っている材料や特殊な道具を提供していた職人さんたちが、次々に廃業してしまいます。これがなければ和菓子を作ることができなくなるため、常に代替案を考えたり、新しい供給元を見つけ出す努力をしています。

HAMONIスタッフ

最後に、お客様に向けてメッセージをお願いします！

桔梗屋織居さん

私たちの和菓子は、生活の中で様々な場面に使われるものです。お祝い事や日常のひととき、贈り物として、または自分自身へのご褒美として和菓子は多岐にわたる用途で楽しまれます。 どんな場面にもぴったりの和菓子を提供できるよう心がけていますので、是非、私たちの商品をお使いいただき、特別な瞬間を彩ることに役立てていただければ幸いです。