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ごはん屋 いいらぁ

・INTERVIEW ・INTERVIEW ・INTERVIEW・INTERVIEW ・INTERVIEW ・INTERVIEW

HAMONIスタッフ

早速ですが、お店のおすすめ料理を教えてください。

ごはん屋 いいらぁさん

おすすめは、母が考案した「和風カレー丼」です。普通のカレーに和風だし、生卵、そして玉ねぎのスライスを加えて、少し和風にアレンジした半熟卵の丼です。これはカレーとは少し違う味わいで、当店の長く続いているメニューの一つです。

HAMONIスタッフ

美味しそうですね!「和風カレー丼」は、お客様にも人気がありますか?

ごはん屋 いいらぁさん

はい!毎日食べても飽きないと言っていただけるお客様もいらっしゃいます。 特に学生さんたちからは「いつもの!」と、注文して頂くこともあります。

HAMONIスタッフ

そうなんですね!他には、どのようなメニューがありますか?

ごはん屋 いいらぁさん

実はメニューが日替わりとなっています。お母さんが作るように、毎日日替わりでどのように調理しようかと考えて作っています!

HAMONIスタッフ

なるほど、日替わりでメニューを変更されているのですね!

ごはん屋 いいらぁさん

はい!お魚が好きな方も多いので、お魚のメニューも日々変えています。お 肉料理とお魚料理、どちらも日替わりで提供するように心がけています。

HAMONIスタッフ

日替わりでお母さんが作ってくれるような温かいメニューを食べれることは、本当に素敵ですね!

ごはん屋 いいらぁさん

ありがとうございます。また、常にカレーやハヤシライスといったお手頃に食べられるものもご用意しています。そして、主人の父が畑をしているため、お野菜多めのお惣菜を添えた定食という形を売りにしています。

HAMONIスタッフ

なるほど、そういった取り組みがされているのですね! それでは次に、お店を開くに至った経緯などをお聞かせいただけますか?

ごはん屋 いいらぁさん

私自身が経営を始めてからは4年目になります。実は、このお店は18年前に私の母が建てたお店なんです。母が他界してから、母の意志を受け継ぎたいという想いが強く、私がお店を引き継いでいます。母はかつて静岡大学工学部の学食で働いており、「いつか自分のお店を持ちたい」という夢がありました。 そしてタイミングが合い、このお店を開くことができたんです。もちろん一般のお客様も大歓迎ですが、親元を離れた学生さんに対して、「お母さん代わりに美味しいご飯を食べさせたい」という想いでお店を始めました。そして、その想いは今も私が受け継いでいます。

HAMONIスタッフ

お母様の意思を受け継がれているんですね!素敵です。 学食で働いていたとは、学生さんに向けたご飯を提供することがお母様の夢だったのですね。

ごはん屋 いいらぁさん

はい!お母さんの家庭料理を食べるような温かさを提供できればいいなと思っています。

HAMONIスタッフ

それは素晴らしいですね。その思いを大切にしながら引き継ぐ形でお店を経営をされているんですね。 ちなみに店名である「ごはん屋 いいらぁ」さんの名前の由来を教えて頂きたいです。

ごはん屋 いいらぁさん

実は、「いいらぁ」の「らぁ」は遠州弁で「でしょ〜?」という意味なんです。 そして「ごはん屋」のひらがなの優しい雰囲気がいいなと思い、私の母が「ごはん屋 いいらぁ」と名付けました。

HAMONIスタッフ

素敵な名前の由来ですね! それでは、お店のコンセプトやテーマなどについて教えていただけますか?

ごはん屋 いいらぁさん

当店のコンセプトは、「気軽に立ち寄れる場所」を提供することです。 「いらっしゃい」よりも「おかえり」という気持ちを大切にしてます! お客様が「ただいま」と、お家に帰って来るような、アットホームな雰囲気作りを心がけています。

HAMONIスタッフ

なるほど、第2の家のように、お客様が帰ってきたような気持ちになって頂きたいということなんですね!

ごはん屋 いいらぁさん

はい!私たちが働いているスタッフたちも含めて、お客様が「おばちゃん、ただいま」と言っていただけたら嬉しいと思っています! もちろん一般のお客様も大切にしておりますが、特に学生さんがほっこりとした時間を過ごせるような空間を提供したいと思っています。

HAMONIスタッフ

それは素敵なコンセプトですね。楽しくお店を営業されているとのこと、それがお店の雰囲気にも反映されているんですね。

ごはん屋 いいらぁさん

はい!深く考えすぎずに、楽しくお店を営業させて頂いております。

HAMONIスタッフ

ありがとうございます。 それでは次に、食材に対するこだわりについて教えていただけますか?

ごはん屋 いいらぁさん

私たちの食材は主に旬の野菜を中心に提供してます。私の主人の父が無農薬で畑をやっておりまして、その野菜を使用しています。 この畑で収穫された旬の野菜をたっぷりと使って、野菜が苦手なお客様でも美味しく食べられるように工夫しています。 例えば、「普通はグリーンピースが苦手でも、これなら食べられるよ」と言って頂けるような形で野菜を提供しています。

HAMONIスタッフ

野菜が苦手な方でも食べられるように、無農薬野菜とお料理も工夫されているのですね。

ごはん屋 いいらぁさん

はい!どんなに野菜が苦手なお客様でも、しっかりと野菜を食べてほしいという想いから、多めに野菜を取り入れるように心がけています。

HAMONIスタッフ

素敵です。その一方でお肉や魚もバランス良く使われているとのことですが、それもまた「お母さんの気持ち」からくるものなんですね。

ごはん屋 いいらぁさん

おっしゃる通りです。また、無農薬の野菜を使用しているため、安心してお食事を楽しむことができます。そして、全てのお料理は手作りでして、冷凍食品は一切使わないことにもこだわっています。

HAMONIスタッフ

それは大変だと思いますが、そのこだわりが安心感と美味しさに繋がっているんですね。 また、Instagramを見ていて気になったのですが、お店ではイベントなども開催されているのですか?

ごはん屋 いいらぁさん

はい!例えば、大学の文化祭の時には、普段とは異なるメニューを提供したり、お子様向けの小さなイベントを開催したりしています。 また、友人が始めた「レモネードスタンド」という、小児がんのお子様たちを支援する活動にも参加してます。その他にも節分などの行事に合わせて、くじ引きや割引券の提供、じゃんけんゲームなどを行っています。

HAMONIスタッフ

それは楽しそうです。素敵ですね!お店の雰囲気を盛り上げるために、そういったイベント要素を取り入れているのですね。

ごはん屋 いいらぁさん

はい!私たち自身が楽しんで行っています。 ですので、お店の雰囲気もとてもアットホームです! 私たちは敬語よりも、もっと自然体で接客をしています。 お客様には「いらっしゃいませ」よりも「おかえり」のような声かけをすることが多いです。

HAMONIスタッフ

その自然体で、温かいアットホームな雰囲気がお店の魅力なんですね!ありがとうございます。 続いて、お店の内装や外観について、何かこだわりはありますか?

ごはん屋 いいらぁさん

はい、母がとても木の感じが好きなんです。ですので、店内はログハウスのような、全面が木で作られた温かみのある空間になってます。 そして天井が吹き抜けになっていて、少し高めになっています。そうすることで、木の存在感が際立っています。

HAMONIスタッフ

それは素敵ですね。Instagramの写真で見させて頂いた店内の様子、全てが木でできていて本当に素敵でした。それでは続いて、どうしてお店が繁盛しているのか、自分なりの考察や作戦、工夫などがあればお聞かせください。

ごはん屋 いいらぁさん

言葉がとても大事だと思っています。雰囲気や居心地の良さ、私たちがお客様にかける声など、そういう部分が大事だと感じています。例えば、「ありがとう」は常にたくさん言うように、私自身を含めたスタッフ全員に伝えています。 お客様に対して感謝の気持ちを常に忘れずに伝えることが大事だと思っています。

HAMONIスタッフ

そうなんですね!確かに、そういった感謝の気持ちが伝わってくると、お店の雰囲気がとてもいいと感じますよね。

ごはん屋 いいらぁさん

はい、想いが伝わっているといいなと思っています。 利益よりも、私たちが楽しく働くことができる環境を作ることが大切だと考えています。

HAMONIスタッフ

素敵です。お話を聞いていると、絶対に一度は行きたくなります! それでは続いて、今後のお店の展望などがあればお聞かせください。

ごはん屋 いいらぁさん

はい、学生さんが多いので、集まれる場所になれたらいいなと思っています。 例えば、学校が終わった小学生が少し時間がある時にお店に来て、困っていることがあれば、お兄ちゃんやお姉ちゃんに聞けるような場所ができたらいいなと思っています。 私の夢は、人と人が繋がるような場所を作ることです。

HAMONIスタッフ

それは素晴らしいですね!楽しみにしています。 では続いて、お店を経営していて、嬉しかったことや得た気づきなどがあればお聞かせください。

ごはん屋 いいらぁさん

嬉しかったことは、お店が母から私に引き継がれて以来、学生だった子どもたちが社会人になり、親になって生まれたお子様を抱かせていただいたことです。本来なら母がいればよかったのですが、私がその代わりを果たせています。 また、卒業しても時々来店してくださる方がいることも、本当に嬉しいです。

HAMONIスタッフ

なるほど、それは素敵な経験ですね!お店がお客様にとって第二の家のような存在になっているのですね。

ごはん屋 いいらぁさん

はい!本当のお母さんではないですが、少なくとも「おばちゃん」としての役割は果たせていると思います。

HAMONIスタッフ

では最後に、お店からお客様へのメッセージをお聞かせください。

ごはん屋 いいらぁさん

私の言葉ではないのですが、以前、母が取材を受けた時に言った言葉です。 他の飲食店のオーナーさんが色々とコメントを述べている中で、母だけが「いっぱい食え!」って言ってたんですよね。それが、芸人のように載っていて、私も引き継いでいるんです(笑)。 食べることは、笑うことと同じくらいに生きていく上で大切なことです。 だから「ちゃんと食べてね」と言うことが、とても大事だと思います。 だから私も、母の言葉を借りて、お客様に伝えたいと思います。 いっぱい食え♡

01.

concept

当店のコンセプトは、「気軽に立ち寄れる場所」を提供することです。「いらっしゃい」よりも「おかえり」という気持ちを大切にしています。

02.

background

お店はもちろん一般のお客様も大歓迎ですが、特に学生さん、特に親元を離れて一人暮らしを始めた学生さんに美味しいご飯を食べさせてあげたいという思いがありました。 お母さんの家庭料理を食べるような温かさを提供できればいいなと思っています。

03.

message

いっぱい食え♡